【人間学の教科書】 6月29日 人生の段取り力
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 6月29日 人生の段取り力 後藤雅司 】
<著者>
後藤雅司(ごとう まさし)
ラ・パルム・ドール オーナーシェフ
<語彙>
1. 幕引き(まくひき): 物事を終わりにすること。
劇が終わったときに、舞台のカーテン(幕)を閉めることから来ているよ。「トラブルの幕引きを図る(問題を終わりにする)」みたいに使うんだ。
2. 漠然(ばくぜん): ぼんやりしていて、はっきりしない様子。
「将来の夢は漠然としているなぁ」と言ったら、なんとなくのイメージはあるけれど、具体的に「これ!」とは決まっていないモヤモヤした状態のことだよ。
3. 段取り(だんどり): 物事を スムーズに進めるための、事前の準備や計画。
文化祭の出し物や、テスト勉強の計画を立てるときに大活躍する言葉。「まずは段取りを決めよう!」と言ったら、何から始めるかのスケジュールを組むことだよ。
4. 戦線離脱(せんせんりだつ): 競争している場所や、チームの活動から抜けること。
もともとは戦争の言葉だけど、今は「ケガで部活のレギュラーから戦線離脱する」とか、風邪でクラスの出し物の準備に参加できなくなったときなんかによく使うよ。
5. 調える(ととのえる): 必要なものを準備したり、話し合いをまとめたりすること。
「整える(見た目をキレイにする)」と似ているけれど、「調える」は「旅行の準備を調える」とか「話し合いで契約を調える」みたいに、必要なものをバッチリ準備して完成させる時に使うよ。
6. 尻尾を巻いて逃げる(しっぽをまいてにげる): 降参して、情けない様子で逃げ出すこと。
犬が強い相手にビビったとき、お腹の下に尻尾を巻き込むポーズをするよね。そこから、口喧嘩で言い返せなくなったり、勝てないとわかってコソコソ逃げたりする様子を表すよ。
7. 見ず知らず(みずしらず): 会ったこともなく、まったく知らないこと(人)。
「見ず知らずの人に道を聞かれた」という風に使うよ。「一度も見(ず)たことがないし、話して知(らず)ることもない関係」と覚えるとわかりやすいね。
8. 裏方(うらかた): 表舞台(目立つところ)には出ず、後ろでみんなを支える仕事や人のこと。
演劇でいう照明や音響スタッフ、部活でいうマネージャーのこと。主役を引き立たせるために、影でめちゃくちゃ頑張ってくれているカッコいい存在だよ。
9. 裁量(さいりょう): 自分の判断でどうするかを決めていいという、自由な権利。
先生から「この宿題の進め方は、みんなの裁量に任せるよ」と言われたら、「いつ、どうやってやっても自由にしていいよ(自分で考えてね)」という意味になるよ。
10. 丹精を込める(たんせいをこめる): 心を込めて、一生懸命に手をかけて何かを作ったり育てたりすること。
職人さんが何日もかけて作った工芸品や、農家の人が毎日お世話して育てた野菜などに対して「丹精を込めて作られた」と使うよ。愛情たっぷりってことだね。
11. オーナーシェフ: お店の経営者(オーナー)であり、料理長(シェフ)でもある人のこと。
雇われている料理人ではなく、「自分でお金を出して自分の店を開き、さらに自分でおいしい料理も作っているスゴい人」のこと。個人経営のおしゃれなレストランなどでよく見かけるよ。
<感想>
フランス料理店「ラ・パルム・ドール」のオーナーシェフである後藤雅司さんの、壮絶な半生とプロフェッショナルとしての確固たる哲学が凝縮された非常に胸に響く内容ですね。
14歳で最愛のお母様を亡くされ、一時は「不良少年」と呼ばれた過去を持ちながらも、「最期に後悔したくない」と一流を目指した覚藤さんの覚悟に圧倒されます。 ここで素晴らしいのは、単に「一流のシェフになる」という夢を描くだけでなく、
「30歳までに料理長になる」
「そのために、まずは最初の職場で一番になる」
と、目標を具体的に逆算(段取り)している点です。
フランス修業時代の大怪我さえも、この「明確な段取り」があったからこそ、ブレずに乗り越えられたのだと感じます。
下積み時代の掃除や仕込み、まかない作りを「面倒な雑用」と捉えず、「まだ自由な裁量がない分、ここでどう自分の工夫を凝らすか」と言い換える視点には、ハッとさせられました。 これは料理の世界だけでなく、あらゆるビジネスや人生の初期段階に通じる普遍的な真理です。
地味な裏方仕事にどれだけ丹精を込めるかが、巡り巡って周囲の信頼(「あいつの仕事は丁寧だ」という評価)を生み、次のステージを切り拓く鍵になるのだと改めて教えてくれます。
辛い下積み時代に踏みとどまらせてくれたのが「親に申し訳ない、安心させたい」という想いだったというエピソードが、とても温かく、かつ本質的です。 「身近な人を安心させられない人間に、見知らぬお客様を喜ばせることなどできない」という言葉は、プロとしての厳しいプロフェッショナリズムであると同時に、人間としての器の大きさを感じさせます。
「料理同様、人生もつくりあげていくものであり、そのつくり手は自分です。」
最後のこの一言に、彼の人生哲学の全てが詰まっていると感じました。環境やその時々の感情に流されず、自分の人生の「主導権(つくり手)」をしっかり握ることの大切さを、厳しい中にも温かいエールとして伝えてくれる素晴らしい文章です。
読んでいるこちらまで、少し背筋を伸ばして「自分の人生の段取り」を見直したくなるような、強いパワーをもらいました。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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