【人間学の教科書】6月20日 最後に幸運がやってくる人
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 6月20日 最後に幸運がやってくる人 幸田露伴 】
<著者>
幸田露伴(こうだ ろはん)
小説家
<語彙>
1. 幸田露伴(こうだ ろはん): 明治時代から昭和時代にかけて活躍した、日本のとても有名な小説家(文豪)です。
夏目漱石や芥川龍之介と同じように、歴史の教科書に載るレベルのすごい作家です。代表作には『五重塔(ごじゅうのとう)』という小説があります。ちなみに、お札の顔になった「樋口一葉」などと同い年です。
2. 拙かった(つたなかった): 技術や表現が未熟だった、下手だった。
「自分のやり方や文章が下手くそだったなぁ」と振り返るときに使います。例えば、「あの頃の私の文章は拙かった(下手だった)」のように、少しへりくだって(自分を低くして)言うことが多いです。
3. 明白な(めいはくな): 誰が見ても明らかで、絶対に間違いない様子。
「はっきりしていて、疑う余地がない」ということです。例えば、「彼が犯人であることは明白だ」とか、「作戦の失敗は明白だった」というように、言い訳できないくらいハッキリしているときに使います。
4. 耐え忍び(たえしのび): 苦しいことや辛いことを、じっと我慢すること。
辛い練習や、理不尽に怒られたときなどに、怒ったり泣いたりせずに「じっと耐える」ことです。「苦しさに耐え忍ぶ」のように使います。
5. 傑人(けつじん): 他の人よりも、ずば抜けて優れた才能や実力を持っている人のこと。
「超人」や「天才」、「偉人」に近い意味です。普通の人とは比べものにならないくらい、素晴らしい成果を出したすごい人物を指します。
6. 自責(じせき): 自分で自分の過ちを責めること。
何か失敗したときに、人のせいにせず「全部自分が悪かったんだ……」と自分を責めて落ち込むことです。「自責の念(じせきのねん=自分が悪いと責める気持ち)にかられる」という表現でよく使われます。
7. 不詳(ふしょう): 詳しいことがよく分かっていない、はっきりしないこと。
ニュースなどでよく使われる言葉です。例えば、犯人の年齢が分からないときは「年齢不詳」、事件が起きた原因が分からないときは「原因不詳」と言います。「調べたけれど、ハッキリとは分からなかった」という意味です。
<感想>
今回は「人生の成否や運・不運を分ける、決定的な心の態度(圧倒的な自責の念)」を、明治の文豪らしい極めて力強く峻烈な言葉で説いた、非常に背筋が伸びるお話ですね。
「運」という一見コントロールできないものを、自らの生き方によって手繰り寄せるための本質が詰まっており、深く感銘を受けました。
「幸運とつながっているロープを引く人の手のひらは、いつもすり切れて血が流れている。不幸とつながっている人の手は、柔らかくキレイなままである」という冒頭の比喩が、強烈に脳裏に焼き付きます。
幸運とは棚からぼた餅のように降ってくるものではなく、痛みに耐え、血を流しながら自らの手で泥臭く引き寄せるものだという冷徹なまでの現実は、安易な成功論を打ち砕く圧倒的な説得力を持っています。
露伴は、失敗や不足の原因をすべて自分一人に帰する「自責」の念こそが、成功者に共通する特徴だと断言します。
一見すると自分を追い詰める過酷な生き方に見えますが、文章中にある「自分の欠点を補うのに、あらゆることを自分の責任にするということほど有効な手はない」という一言にハッとさせられました。
他人のせいにした瞬間、人間は思考を停止し、成長が止まります。しかし、自責に捉えるからこそ「自分の何を改善すべきか」という伸び代が生まれ、結果として周囲からの絶大な信頼にも繋がるのだと深く納得させられました。
最も唸らされたのは、災害で収穫を失った農夫の例え話です。
天災という、どうしようもない不可抗力に対してすら、運の悪さを呪うのではなく「自分の知恵と予測が足りなかった」と捉える。
そして「来年は豆を高い場所に植え、低い場所ではキビを栽培しよう」と具体的な計画の改善に繋げていきます。
つまり、ここでの自責とは、変えられない過去を悔やんで自分を責めることではなく、
「次に自分が打てる手(未来の主導権)を確保するための前向きなエネルギー」なのだと気づかされました。
「不運を引き寄せる人は、常に自責でものを考えず、他人を責め、恨むのです」
結びにある、古今の偉人と「不祥(トラブル)を引き起こす人」の鮮やかな対比は、
現代の組織や人間関係にもそのまま当てはまる普遍的な真理です。
上手くいかない時に、つい環境や他人のせいにしたくなるのが人間の弱さですが、
そんな時こそ「自分の手のひらはすり切れているか?」「未来を変えるための自責ができているか?」と、
自らを厳しく律するための至言に満ちた記事でした。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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