【人間学の教科書】6月17日 東京都を甦らせた後藤新平の手腕
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 6月17日 東京都を甦らせた後藤新平の手腕 青山やすし 】
<著者>
青山やすし(あおやま やすし)・・・「やすし」という漢字がなくてひらがなにしました。
明治大学大学院教授
<語彙>
1. 関東大震災(かんとうだいしんさい): 1923年(大正12年)9月1日に、東京や神奈川など関東地方を襲ったものすごく大きな地震のこと。
お昼ご飯の時間に大きな揺れが襲ったため、あちこちから火事が発生し、東京の街の大部分が焼け野原になってしまいました。10万人以上の人が亡くなり、日本の歴史上でも最大級の悲劇的な大災害です。
2. 後藤新平(ごとう しんぺい): 関東大震災の後、焼け野原になった東京をものすごいスピードとアイデアで復興(復活)させたリーダー(政治家)。
ただ元の街に戻すのではなく、「これからは自動車の時代が来るから、道路をめちゃくちゃ広くしよう!」「避難場所になる大きな公園をたくさん作ろう!」と、100年先を見据えたスケールの大きい都市計画を立てて、今の東京の土台を作った伝説の人です。
3. 帝都(ていと): 「天皇陛下がいる、帝国の首都」という意味。昔の日本(大日本帝国)における「東京」のこと。
今で言う「日本の首都・東京」のことですが、昔はもっと「国の中心であり、世界に誇る特別な大都市だ!」という強い響きを持って使われていました。
4. 遷都(せんと): 国の中心である「都(みやこ=首都)」を、別の場所に移すこと。
歴史の授業で習う、奈良の「平城京」から京都の「平安京」への引っ越しがまさに「遷都」です。もし今「明日から日本の首都を東京から北海道に移します!」となったら、日本中が大騒ぎになりますよね。それくらい国の一大事のことです。
5. 侵略(しんりゃく): よその国に武力(軍隊)を使って勝手に攻め込み、土地や財産を奪い取ること。
相手のルールや気持ちを完全に無視して、力ずくで自分の味方にしたり、自分の領土にしたりする行為です。歴史上の多くの戦争は、この侵略が原因で始まっています。
6. 欧米列強(おうべいれっきょう): 19世紀から20世紀前半にかけて、世界中でめちゃくちゃ強い力(軍事力や経済力)を持っていた、ヨーロッパやアメリカの国々のこと。
イギリス、フランス、ドイツ、アメリカなどの「世界をリードする強豪国グループ」です。明治時代の日本は、この「欧米列強」に追いつけ追い越せと、必死に国を強くしようとしていました。
7. 急務(きゅうむ): 「急いでやらなければいけない、最も重要な仕事や課題」のこと。
明日が期末テストなのに、まだ1ページも勉強していない状態を想像してください。このとき、スマホを見るのをやめて「テスト勉強をすること」が、あなたにとっての「急務」です。
8. 破格(はかく): 普通の基準やルールからは考えられないほど、スケールが大きかったり、特別だったりすること。
「普通のレベルの枠(格)を破る」という意味です。普段は1000円するゲームが「たったの50円!」で売られていたら、それは「破格の安さ」と言います。
9. 特筆に値する(とくひつにあたいする): わざわざ文字に書いて、みんなに伝えるだけの「ものすごい価値や意味がある」ということ。
クラスで誰かがテストで100点を取るのはすごいことですが、「学校が始まって以来、初めて5教科すべて100点満点を取った人が出た!」となったら、それは歴史に残るレベルですよね。そんな風に「これは絶対にメモして、みんなに伝えるべき凄さだ!」という時に使います。
<感想>
100年前の関東大震災という悲劇から、現在の私たちが生きる「近代都市・東京」がいかにして生まれたのか、その裏側にある後藤新平の凄まじい手腕に深く感銘を受けました。
大震災の直後、世間では「東京は危険だから遷都(都を移す)すべきだ」という声が高まる中、後藤はそれをきっぱりと退けました。
彼が目指したのは、単に元通りにする「復旧」ではなく、欧米列強の脅威に屈しないための「復興(近代都市への大改造)」でした。
悲劇の渦中にありながら、目先のことにとらわれず、日本の国力を見据えたビジョンを掲げた点に、本物の指導者の器を感じます。
後藤の施策は、徹底的に「震災の教訓」に基づいた極めて実践的なものでした。
橋の鉄橋化: 隅田川の橋が焼け落ちて多くの命が失われたことから、すべて鉄橋へと切り替え(今も残る吾妻橋や駒形橋など)。
避難所の確保: 焼け残った皇居や浅草寺のオープンスペースに着目し、隅田公園などの川辺公園を整備。小学校には防災公園を併設。
延焼の遮断: 日本初の鉄筋コンクリート集合住宅「同潤会アパート」を建設し、不燃建築による「延焼遮断帯(火災を食い止める壁)」としての役割を持たせる。
単に綺麗な街を作るのではなく、「徹底して人命を守るための構造」へと東京をアップデートした点に、彼の「生きた人間学(人徳)」が現れているように思います。
現在の東京の道路網(昭和通り、靖国通り、晴海通り、そして環状道路)のベースは、すべてこの時に後藤が立案したものです。
当時としては破格の「道幅44メートル(中央にグリーンベルト)」という昭和通りの建設や、皇居を中心とした放射・環状道路の組み合わせは、まさに未来の交通渋滞緩和まで見据えた100年先のプランでした。 当然、地主からの激しい抵抗があったはずですが、それを押し切って3600ヘクタールもの大規模な区画整理を断行した「政治的力量(才幹)」には、ただただ圧倒されます。
「その着想と政治的力量は特筆に値する」
という結びの言葉通り、もし震災の時に後藤新平という「俊傑」がいなければ、今の東京の姿は全く違うものになっていた(あるいは、遷都されて東京という大都市はなくなっていたかもしれない)と思うと、歴史の巡り合わせの妙を感じずにはいられません。
まさにその『徳と才』を兼ね備えた不世出のリーダーが、未曾有の国難において圧倒的な実行力を発揮した実例ですね。
令和の後藤新平、出てきて欲しいですね。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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