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【人間学の教科書】6月4日 生物社会の掟

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格闘塾入魂通信   夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ

一念透徹すれば
天地も動く

(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.

With strong determination,
anything is possible.

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自分に問え!

今日を熱く生きたか?

今日を本気で生きたか?

今日を圧倒的に生きたか?

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【 6月4日 生物社会の掟 宮脇昭 】

<著者>
宮脇昭(みやわき あきら)
横浜国立大学名誉教授

<語彙>
1. 生態学(せいたいがく)
「生き物と、まわりの環境(自然)が、どう関わり合って生きているかを研究する学問」です。
植物や動物が、お互いにどう影響し合って生きているかの仕組みを調べます。

2. エコロジカル
「自然環境にやさしい様子」や「生態学的な」という意味です。
最近よく聞く「エコ」の元の言葉です。地球の自然のバランスを壊さないようにしよう、という考え方に使われます。

3. 多様性(たようせい)
「いろいろな種類があって、それぞれみんな違っていること」です。
「生物の多様性」と言えば、地球には人間だけでなく、たくさんの種類の動物や植物、昆虫がバランスよく生きている状態を指します。最近では「みんな違ってみんないい」という、人間の個性を認める意味でもよく使われます。

4. 共生(きょうせい)/ 5. 共存(きょうぞん)
この2つはとても似ていますが、少しだけニュアンスが違います。

共生(きょうせい):違う種類の生き物が、お互いに助け合ったり、密に関わったりして一緒に生きること。(例:クマノミという魚と、イソギンチャクの関係)

共存(きょうぞん):敵対したり排除したりせず、同じ場所で平和に一緒に存在すること。(例:人間と自然の共存、違う文化を持つ人々との共存)

Ⅱ. 生き物としての「体」に関する言葉
6. 生理的(せいりてき)
「体の仕組み(理屈)として、自然に起こること」です。また、そこから派生して「理屈抜きで、体が勝手に(本能的に)そう感じてしまうこと」にも使います。

体の仕組みの例:お腹が空いたらグーと鳴る、眠くなったらあくびが出るのは生理的な現象です。

心の(本能的な)例:「あの虫を見るだけで、理由はないけど寒気がする」というのは生理的に受け付けない、と言ったりします。

7. 掟(おきて):「そのグループや社会の中で、絶対に守らなければいけない厳しいルール」のことです。
法律のように書類に書かれたものだけでなく、昔からの伝統や、仲間内の暗黙の了解(みんなが心の中で分かっている決まり)のことも指します。

8. 野垂れ死に(のたれじに):「道ばたや旅先などで、誰にも看取(みと)られず、寂しく行き倒れて死んでしまうこと」です。
現代では、実際に道で倒れることだけでなく、「何の準備もせずに挑戦したら、大失敗して悲惨な結果になるぞ」という警告の例えとしても使われます。

9. 強要(きょうよう):「相手が嫌がっているのに、力や立場を利用して、無理やり言うことを聞かせること」です。
「無理に押し通す」という意味なので、とても悪いこととして使われる言葉です。

10. 狂奔(きょうほん):「狂ったように激しく走り回ること」です。また、一つの目標に向かって、我を忘れて大騒ぎしながら夢中になって行動することにも使います。
(例:バーゲンセールに人々が狂奔する)

11. 兆候(ちょうこう):「これから何かが起こりそうな、前ぶれ(サイン)」のことです。
(例:空が急に暗くなるのは、大雨が降る兆候だ)

<感想>
「大自然のシステムから人間の生き方を学ぶ」という、非常にマクロで知的な、そして深い示唆に富んだ文章です。

1. 「管理」が奪う生命の強さへの警鐘
“ところが文明が進むと多様性は使いにくい、管理しにくい、商売になりにくいということで規格品づくりに狂奔するようになったのです。”

大根や白菜を例に挙げ、人間がコントロールしやすくした「規格品」の脆さを指摘する部分はハッとさせられます。虫が食わないほど不自然に守られたものは、裏を返せば「少しの環境の変化で全滅する脆さ」を孕んでいるということ。 これは人間社会や教育、ビジネスにも全く同じことが言えますよね。一見効率的で管理しやすい「均一化された組織や人間」は、予期せぬ危機の時にいかに脆いかということを、植物の世界が教えてくれています。

2. 生物社会の第1の掟:「競争しながら我慢し、共に生きる」
“共生とは仲良しクラブではありません。少々嫌なやつでも自分が生き残るためには相手を皆殺しにせずに、ともに我慢しながら生きていく。”

「共生」という言葉を、単なる「仲良し」という綺麗なマインドではなく、もっと泥臭くリアルなものとして定義しているのが非常に面白いです。 高木、低木、草、バクテリアが互いに競争し、風を遮り合い、雨を分け合いながら、結果として森全体を維持している。宮脇さんの言う「競争を拒否しないでいただきたい。その次は競争しながら我慢し、結果的には共に生きる」という言葉は、綺麗事ではない本物の多様性のあり方を突きつけてきます。

3. 「エコロジカルな最適条件」という救い
“エコロジカルな最適条件とは、生理的な欲望をすべて満足できない状態であることを長い生命の歴史は教えています。”

この文章の中で最も深く響く、目から鱗が落ちるようなフレーズです。
すべての敵に勝ち、何のストレスもなく欲望が100%満たされた状態(生理的最適条件)の結末は、恐竜やマンモスの例が示す通り「絶滅」であるという事実。 私たちが日々感じている「思い通りにならないこと」「ちょっとした我慢やストレス」こそが、実は生き物として健全に、長く生き延びるための「最適な環境」であるという逆説的なロジックは、現代のストレス社会を生きる私たちに最高の安心感と自信を与えてくれます。

宮脇さんは「そもそも自然界とはそういう理不尽や思い通りにいかない競争で満ちており、その不自由さこそが生命を輝かせるエネルギーなのだ」と、一段高い視点からすべてを肯定してくれているように感じます。
「いま、ちょっと我慢を強いられているとしたら、健全に生きている生態学的な最適条件にあるのだ」という締めくくりの言葉は、読者に「今の苦労も、自分が強くなるための森の仕組みの一部なんだ」と思わせてくれる、非常にダイナミックで力強いエールですね。

今夜も熱く激しく勉強三昧!

当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!

凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ

自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る

もうひと踏ん張りして、結果を残す!

押忍

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