【人間学の教科書】5月25日 心にスイッチを入れた祖母ちゃんの教え
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 5月25日 心にスイッチを入れた祖母ちゃんの教え 浦田理恵 】
<著者>
浦田理恵(うらた りえ)
元ゴールボール女子日本代表
<語彙>
言葉の意味を中学生向けに、分かりやすい例えを交えて説明しますね。どれも心や気持ちの状態を表す言葉です。
1. 引きこもり生活(ひきこもりせいかつ)
学校や仕事に行かず、家族以外の人とほとんど関わらないで、ずっと家の中にいる生活のことです。
例え: 「部屋の殻(から)に閉じこもって、外の世界とシャットアウトしている状態」
2. 悲観(ひかん)
物事を悪い方、ダメな方へばかり考えて、「もう絶対にうまくいかない」「未来は真っ暗だ」と落ち込むことです。
例え: 「まだテストが返ってきていないのに、どうせ0点に決まってると絶望している状態」
3. 舌打ち(したうち)
イライラした時や、思い通りにいかない時に、口で「チッ」と音を鳴らすことです。不満や不機嫌な気持ちを表します。
例え: 「ゲームで負けた時や、親に小言を言われた時に、思わず口から出ちゃうアレ」
4. 被害妄想(ひがいもうそう)
周りの人は何も悪気がない(あるいは何の関係もない)のに、「みんなが自分を嫌っている」「攻撃しようとしている」と思い込んでしまうことです。
例え: 「近くで誰かがクスクス笑っただけで、自分の悪口を言われていると信じ込んで怯えること」
5. 心が逸れる(こころがそれる)
集中すべきことから気持ちが離れて、別の方向へ向いてしまうことです。また、心が正しい道から外れて、ひねくれたり、ヤケクソになったりする時にも使います。
例え: 「勉強しなきゃいけないのに、不安や別の誘惑に負けて、全然集中できなくなっている状態」
6. 不憫(ふびん)
かわいそうで、見ていて胸が痛くなるような様子のことです。誰かの苦しそうな姿を見て「気の毒だな」「助けてあげたいな」と思う時に使います。
例え: 「雨の中でずぶ濡れになって震えている子犬や、一生懸命がんばっているのに報われない人を見た時の気持ち」
<感想>
特に印象に残った点について、いくつかの視点から感想をお伝えします。
周囲の人から「頑張れ」と背中を押され、自分でも「できることから始めよう」と決意したものの、
現実に直面したときの描写が非常にリアルで胸が締め付けられます。
周囲の目が気になり、見えない自分を悲観してしまうこと
外を歩けば人とぶつかって舌打ちをされること
クラクションを鳴らされる恐怖
「どうして誰も助けてくれないのか」という孤独感から、被害妄想に陥ってしまう心の変化
これらは、綺麗事だけでは片付けられない、中途半端なポジティブさを打ち砕くほどの過酷な現実であり、
浦田さんが当時抱えていた深い絶望が痛いほど伝わってきました。
家族や友人が良かれと思ってかける「頑張れ」「みんな一緒だよ」という励ましが、
当時の浦田さんにとっては「見えている人には私の気持ちなんてわからない」という反発や孤独感に繋がってしまったという部分です。
誰かを応援したいという善意が、受け手側の状況や心のキャパシティによっては重荷や刃になってしまうという、
人間関係の難しさと繊細さを深く考えさせられます。
この文章のハイライトである、おばあちゃんの言葉には強烈な説得力があります。
歩くのが大変な高齢の祖母の手を借りている自分を情けなく思い、「迷惑ばかりかけてごめん」と謝る浦田さんに対し、
おばあちゃんはこう言い放ちます。
「何がごめんね。目が良いとか悪いとか関係なかよ。あんたは心配せんでもよか。
あんたにもできることはあるとやけん、下ばっか向かんで、前を向いて歩きなさい。
人には自分でできること、できないことがあるとよ。
自分ができることを一所懸命やって、お互い助け合うのが世の中なんやけん、あんたもできることをちゃんとやりなさい」
この言葉が素晴らしいのは、浦田さんを「可哀想な障がい者」として扱うのではなく、「一人の対等な人間」として扱っている点です。
目が見える・見えないに関わらず、人間誰しも「できること」と「できないこと」がある。
大切なのは、できないことを嘆いて下を向くことではなく、自分にできることを一生懸命やって社会(お互い)に貢献することである。
この言葉によって、浦田さんは「自分は目が見えないことを言い訳にして、
甘えて、被害者ぶっていた(悲劇のヒロインになっていた)」とハッと気付かされます。
おばあちゃんの言葉は、単なる慰めではなく、浦田さんの「自立心」と「プライド」を刺激するものでした。
他人に謝ってばかり、同情を求めてばかりいた状態から、
「見えなくなった自分と向き合い、自分の人生をしっかり生きていこう」と覚悟が決まる(=心のスイッチがカチッと入る)瞬間の描写は、
読んでいるこちら側にも強いエネルギーを与えてくれます。
私たちは、逆境に立たされたとき、どうしても「なぜ自分だけがこんな目に」と周囲を恨んだり、下を向いたりしてしまいがちです。
また、周囲も気を遣うあまり、腫れ物に触るような対応をしてしまうことがあります。
しかし、このおばあちゃんのように、相手を信じているからこそ「甘えるな、前を向け、あんたにもできる役割がある」と
毅然と言い放つことの持つ教育的・人間的なパワーに、深く感銘を受けました。
浦田さんがのちにゴールボールの日本代表として世界で活躍される背景には、この圧倒的な「自立の精神」とおばあちゃんの深い愛があったのだと納得させられる、素晴らしいエッセイだと思います。
がんばりましょう!
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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