【人間学の教科書】 10月29日 江戸城無血開城はいかにして実現したのか
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 10月29日 江戸城無血開城はいかにして実現したのか 平井正修 】
<著者>
平井正修(ひらい しょうしゅう)
臨済宗国泰寺派全生庵住職
<語彙>
蟄居(ちっきょ)
意味:江戸時代などの武士に対する重い罰の一つで、自宅の一室に閉じ込められ、外に出ることを一切禁止されること。
解説:今でいう「強制的な自宅監禁・完全外出禁止」です。部屋の雨戸まで閉め切られることもあり、外の光すら自由に見られないほど厳しい処分でした。
推挙(すいきょ)
意味:ある役職や仕事にふさわしい人物として、「この人がぴったりです」と責任を持って他人に推薦すること。
解説:学校で「責任感があってまとめ上手だから、学級委員長には〇〇さんを推します!」と名前を挙げるのと同じです。
魁(さきがけ)
意味:集団の先頭に立って真っ先に進むこと。また、他の人たちに先駆けて新しい行動を起こすこと(その人や物事)。
解説:合戦のときに一番先頭を走って敵陣へ突撃する「先駆け」がもともとの意味です。現代でも「新しい時代の魁となる」「ブームの魁」のように、時代の最先端を切り開く存在に対して使われます。
談判(だんぱん)
意味:トラブルや対立している問題を決着させるために、相手と直接会って強く話し合うこと。
解説:のんびりしたおしゃべりではなく、「こちらの要求を絶対に認めさせる」「白黒ハッキリつける」という強い意志を持って行う真剣勝負の交渉です。
謹慎(きんしん)
意味:失敗や悪いことをした人が、反省の態度を示すために行動をつつしみ、外出などを控えておとなしくしていること。また、そのペナルティ。
解説:学校で校則違反などをしたときに下される「自宅待機・登校禁止」の処分と同じです。自分から反省して家にこもる場合と、組織から命令されておとなしくさせられる場合のどちらにも使われます。
朝命(ちょうめい)
意味:朝廷(天皇)から下される命令のこと。
解説:日本の歴史において、天皇からの命令は絶対的な重みを持っていました。これに逆らうと「朝敵(ちょうてき=国の敵)」とみなされてしまい、日本中から攻められる口実になってしまうほど強い力がありました。
家臣(かしん)
意味:主君(将軍や大名などの主人)に仕える武士や部下のこと。
解説:今の社会でいう「社長と社員」のような関係ですが、昔の武士の世界ではもっと結びつきが強く、主人の命令には絶対に従い、命がけでお仕えする間柄でした。
察知(さっち)
意味:わずかな気配や周りの様子から、隠れている事実やこれから起こる危険・変化にすばやく気づくこと。
解説:直接言葉で言われなくても、空気感や相手の目つき、物音などから「あ、何か怪しいな」「敵が近づいているな」と勘を働かせてピンと気づくことです。
江戸城無血開城(えどじょうむけつかいじょう)
意味:幕末の1868年、新政府軍と旧幕府軍が話し合い、一滴の血も流さず(戦わずに)平和的に江戸城を明け渡した歴史的な出来事。
解説:西郷隆盛と勝海舟の談判によって実現しました。もし江戸城をめぐって大戦争が起きていたら、現在の東京にあたる江戸の町は焼け野原になり、多くの一般市民が犠牲になるところでしたが、それを防いだ重要な決断です。
<感想>
臨済宗国泰寺派全生庵住職の平井正修氏による「江戸城無血開城はいかにして実現したのか」と題された一文です。
幕末の激動期、江戸総攻撃の危機を回避させた山岡鉄舟と西郷隆盛の歴史的会談を通じ、真の交渉力と人間性の本質が浮き彫りにされています。
新政府軍から提示された5つの条件のうち、「徳川慶喜公を備前藩にお預けのこと」という要求に対し、鉄舟は「もし島津公が同じ立場なら、自分たち家臣だけ生き永らえるために主君を敵方に差し出すか」と問い返します。理屈や懇願ではなく、武士としての根本的な信条や義理に訴えかけることで西郷の言葉を詰まらせ、自らが一身に責任を負う決断へと導いた気迫と論理の鋭さが際立っています。
会談後、西郷が勝海舟に語った「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るもの也。此の仕末に困る人ならでは、艱難を共にし国家の大業は成し得られぬなり」という言葉です。地位や名誉、命さえも惜しまない無私の人間こそが、最も手強く、同時に国家の命運を託すに足る最大の宝であるという洞察は、リーダーや人物評価の本質を鋭く突いています。
現代のように通信機器や交通機関が発達しておらず、何度も調整を重ねることができなかった時代だからこそ、初対面で瞬時に相手の力量や腹の中を見抜く真剣勝負が行われていました。手軽につながれる時代であるからこそ見失いがちな、「人と会うことの価値」や、一瞬の対峙に全人格を懸ける「一期一会」の姿勢の尊さを改めて考えさせられます。
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るもの也。此の仕末に困る人ならでは、艱難を共にし国家の大業は成し得られぬなり」
こんな政治家が日本の舵を取らないと、この国は消えてしまうかも知れません。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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