【人間学の教科書】 10月28日 本日ただいま誕生
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 10月28日 本日ただいま誕生 奥野博 】
<著者>
奥野博(おくの ひろし)
オークスグループ会長
<語彙>
剃髪(ていはつ)
意味:髪の毛をすべて剃り落として、丸坊主(つるつるの頭)にすること。
解説:仏教でお坊さんになるときに行う儀式です。髪の毛をおしゃれや欲望の象徴と考え、それをきれいに剃り落とすことで「世の中の欲を捨てて、仏の教えに一生懸命になります」という強い決意を表します。
禅僧(ぜんそう)
意味:仏教の宗派の一つである「禅宗(ぜんしゅう)」の修行をするお坊さん。
解説:足を組んでじっと座る「座禅(ざぜん)」をして心を落ち着かせ、自分と向き合って大切な真理を悟ろうとするお坊さんのことです。
舐めるように見る(なめるようにみる)
意味:相手の頭のてっぺんから足の先まで、じろじろと隅々まで見回すこと。
解説:相手を品定め(値踏み)するように下から上へ、あるいは上から下へと遠慮なくじっくり観察する目つきです。見られている側は、警戒されているように感じたり、バカにされているように感じて嫌な気持ちになります。
布袋さん(ほていさん)
意味:大きなお腹をしていつもニコニコ笑い、大きな袋をかついでいる神様(七福神のひとり)。
解説:元々は中国に実在した伝説的なお坊さんです。何でも入る大きな袋を持ち歩き、施し(食べ物など)を分け与えていたとされ、福を招く縁起の良い存在として親しまれています。心が広く、太っ腹で朗らかな人のたとえにも使われます。
風流(ふうりゅう)
意味:自然の美しさや季節の移り変わりを感じて、上品で落ち着いた味わい(趣)を楽しむこと。
解説:派手な楽しさではなく、秋の夜に月を眺めてお茶を飲んだり、庭に散る桜の花びらを静かに眺めて「きれいだな」としみじみ感じたりするような、大人っぽくて渋い「おしゃれさ」のことです。
針のむしろに座わる(はりのむしろにすわる)
意味:周りから冷たい目で見られたり責められたりして、その場にいるのがたまらなく苦しく、居心地が悪いこと。
解説:「むしろ」とはワラを編んで作ったゴザのような敷物のことです。その上に鋭い針がびっしり生えていたら痛くて座っていられませんよね。そのくらい、精神的にチクチク痛めつけられて逃げ出したくなるような状況を表します。
送還(そうかん)
意味:捕まえた人や保護した人を、元の国や元いた場所に送り届ける(送り返す)こと。
解説:パスポートを持たずに勝手に入国した外国人を自分の国へ強制的に帰らせたり、戦争中に捕まえた敵の兵士を平和条約のあとに母国へ返したりするときに使われる言葉です。
凍傷(とうしょう)
意味:極端な寒さによって皮膚や筋肉がカチコチに凍り、細胞が傷ついてしまうケガ。
冬に手足が赤くかゆくなる「しもやけ」の、命に関わるほど危険な超強力版です。雪山などで体が冷えすぎると、血液が通わなくなって感覚がなくなり、ひどくなると皮膚が黒く腐ってしまうこともあります。
想像を絶する(そうぞうをぜっする)
意味:頭の中で思い浮かべられる限界をはるかに超えていること。
解説:「絶する」は「限界を超える」という意味です。「どんなに頭で考えても、こんなこと予想すらできない!」というくらい、並外れてものすごい規模や、衝撃的な状況に対して使います。
復員(ふくいん)
意味:戦争が終わったあと、軍隊が解散して兵士が一般の人に戻り、故郷(自分の国や家)へ帰ること。
解説:歴史の授業でよく登場します。戦地で戦っていた兵士たちが、銃を置いて家族が待つふるさとに船や列車で帰ることを指します。
さげすみ(蔑み)
意味:相手のことを「自分より身分が下だ」「価値がない」とバカにして、見下すこと。
解説:相手を見下ろして「あいつなんて大したことない」「ダメなやつだ」と心の中で軽蔑し、冷たい態度をとることを言います。
苛まれる(さいなまれる)
意味:つらい気持ちや後悔、不安などの感情に、心や体が長く苦しめられ続けること。
解説:「悪いことをしてしまったという罪の意識に苛まれる」のように使います。嫌な記憶や不安が頭から離れず、自分自身の心の中でジワジワと責め立てられて苦しんでいる状態です。
一喝(いっかつ)
意味:大きな声で「こらー!」「静かにしろ!」と厳しく怒鳴りつけて、相手をビビらせて黙らせること。
解説:ダラダラと説教するのではなく、気迫のこもった鋭い大声(一発の声)で、相手の勝手な行動や生意気な態度を一瞬でピタッと制止させるときに使います。
<感想>
オークスグループ会長の奥野博氏による「本日ただいま誕生」と題された一文です。
事業の倒産というどん底の絶望から、ある禅僧との運命的な出会いを通じて再生へと向かう心の転換が描かれており、生き方そのものを問い直す深い力を持っています。
苦しみの根本原因は「現在と過去の自分、他人と自分を比べることにある」という見解が本質を突いています。事業を失敗して失った過去の栄光や立場に執着し、恵まれた他者と現状を引き比べ続ける限り、心は絶望や自己憐憫から抜け出せません。苦悩の根源が外的な出来事そのもの以上に、自らの「比較する心」にあると気づかされる重みがあります。
シベリア抑留の末に麻酔なしで両足首を切断されるという極限の地獄を味わった小沢道雄禅師がたどり着いた、「本日ただいま誕生」という境地が強烈です。「両足が切断されたまま、今この瞬間に生まれてきた」と受け止めれば、過去への未練も、誰かに助けを求めようという甘えも消え失せ、今ある命そのものへの感謝と覚悟だけが残ります。どんな逆境にあっても、人は「今ここ」から新たに生まれ直せるという究極の再生哲学です。
倒産して針の筵(むしろ)に座る思いで山を彷徨っていた奥野氏に対し、禅師は終始笑顔で自らの壮絶な半生を語り、「倒産なんかしていない」と一喝します。同情や慰めではなく、想像を絶する試練を乗り越えた人物の揺るぎない覚悟と笑顔に触れたからこそ、奥野氏の心にあった甘えが打ち砕かれ、涙とともに生きる勇気が再び湧き上がったのだと感じられます。出会いが人の命を根底から変える瞬間が鮮やかに描かれています。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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