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【人間学の教科書】6月28日 死の恐怖から救ってくれた正岡子規の言葉

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格闘塾入魂通信   夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ

一念透徹すれば
天地も動く

(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.

With strong determination,
anything is possible.

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自分に問え!

今日を熱く生きたか?

今日を本気で生きたか?

今日を圧倒的に生きたか?

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【 6月28日 死の恐怖から救ってくれた正岡子規の言葉 白駒妃登美 】

<著者>
白駒妃登美(しらこま ひとみ)
ことほぎ代表取締役

<語彙>
1. 正岡子規(まさおかしき): 明治時代に大活躍した、日本の文学界の超有名人(俳句や短歌のプロ)。
「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」という俳句を聞いたことがありませんか? それを作ったのが彼です。
実は大の野球(ベースボール)大好き人間で、日本に野球を広めた立役者でもあります(自分の幼名「升(のぼる)」にかけて「野球(の・ぼーる)」というペンネームを使っていたほど)。若くして重い病気にかかってしまいますが、亡くなる直前までベッドの上でたくさんの素晴らしい作品を残しました。

2. 脊椎カリエス(せきついかりえす): 結核(けっかく)という病気の菌が背骨に入り込み、骨を壊してしまう昔の恐ろしい病気。
正岡子規を苦しめた病気です。背骨が冒されるため、背中からウミが出たり、寝返りすら打てないほどの凄まじい激痛に襲われます。現代では薬で治せますが、当時は治らない病気(不治の病)とされていました。子規は20代後半から亡くなる34歳まで、ほぼこの病気のせいでベッドから動けない生活を送りました。

3. 子宮頸がん(しきゅうけいがん): 女性の「子宮」の入り口付近にできる、ウイルスの感染が原因のがん。

4. 平然(へいぜん): 予想外の大変なことや、ピンチが起きても、全く動じずにケロッとしている様子。

5. 逸話(いつわ): 教科書の表舞台には載っていないけれど、その人の人柄がよく分かる「面白い裏話」や「エピソード」。

6. 紐解く(ひもとく): 歴史の謎や、古い記録をじっくり調べて、真実を明らかにすること。

7. 天命(てんめい): 天(神様)から「お前は人生でこれをやり遂げなさい」と与えられた、大切な使命や運命。
「自分は何のために生まれてきたんだろう?」と考えたことはありませんか? その答えとなるのが「天命」です。
正岡子規にとっての天命は、病気で動けなくなっても「日本の俳句や短歌の文化を新しく生まれ変わらせること」でした。自分がやるべき絶対的なミッション、それが天命です。

<感想>
今回は、末期癌による死の恐怖に直面した著者が、正岡子規の言葉をきっかけに生き方を180度変え、最終的に奇跡的な治癒を果たすという、非常にドラマチックで深い気づきに満ちた手記ですね。

正岡子規といえば、結核の激痛に苦しみながらも凄まじい量の文筆を遺したことで知られますが、彼が苦闘の末に辿り着いた「悟りという事は如何なる場合でも平気で生きて居る事であった」という言葉の重みに圧倒されました。 「平気で死ねる」のが悟りだと思っていた子規が、「どんなに痛くても苦しくても、この一瞬は生かされている。その今を平然と生きる」ことこそが真の悟りだと気づくプロセスは、死の恐怖に震える著者の心を劇的に救いました。死を覚悟することではなく、「今ある生をどう全うするか」にエネルギーを注ぐことの大切さを教えてくれます。

白駒さんが語る「アメリカ型の成功哲学」と「日本古来の生き方」の対比は、現代に生きる私たちにとって非常に耳が痛く、かつ救いになる指摘です。 「10年後の目標から逆算して今やるべきことを決める」生き方は一見合理的ですが、それは「今」を「未来の成功のための手段」として消費していることに他なりません。結果として、心は常に「まだ見ぬ未来の不安」や「過去の後悔」に囚われてしまいます。
一方で、日本人が本来してきた「与えられた環境を受け入れ、目の前の人を笑顔にするために『今、ここ』に全力投球する」という生き方は、心を不安から解放し、結果的に天命(次のステージ)へと運んでくれる。このパラダイムシフトには深く深く納得させられました。

「今、ここ」に100%集中したことで、不安が消えて朝まで眠れるようになり、最終的に肺の癌細胞まで消えてしまったという結末には、人間の心と身体の神秘的なつながりを感じざるを得ません。
私たちの悩みのほとんどは「まだ起きていない未来への不安」です。
そこにエネルギーを奪われるのをやめ、命を救ってくれた歴史上の先人たちへの「感謝」と「恩返し」という利他の心で今を生ききったとき、身体の免疫力すらも書き換わったのでしょう。心の調和がもたらすエネルギーの凄まじさを証明するようなエピソードです。

昨日の王陽明の「事上磨錬(目の前の仕事すべてが修練)」とも完全にシンクロする内容ですね。
未来への不安に心を残さず、目の前の「今」を愛し、感謝して生きること。これこそが、私たちが日々の中で実践できる最高の生き方なのだと改めて教えられました。

いろんな事情で学校にいけなくなった子を塾で受け入れています。
その子達に、歴史を教える時は、教科書から入るのではなく、今回の著者の白駒妃登美さんの著作から入ります。
白駒さんの中で、日本が誇る偉人たちは、みんな、生き生きと血が通った人間として描かれています。
教科書のような、無味乾燥な事実の羅列とは全く違うものです。
やはり、血が通った温かさに人は惹かれるものなんですねえ

白駒妃登美さんのおすすめ
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面白いですよ。子どもたちに読んで欲しいですね
日本人としての誇りを持つことができます

今夜も熱く激しく勉強三昧!

当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!

凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ

自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る

もうひと踏ん張りして、結果を残す!

押忍

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