10月28日夕刊:あの先生が嫌いっす
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格闘塾入魂通信
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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Success is knowing how to get along with people.
成功とはどうやって人とうまくやっていくかを心得ていること
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【 あの先生が嫌いっす 】
俺が中2の時、社会の森山先生が大嫌いだった。
大学を卒業して一年目の先生で、若いから元気なのはいいんだけど、
成績のいいヤツばかりをえこひいきするから大嫌いだった。
嫌いな先生の授業は聞かないと決めていたので、
森山先生の授業は、ほぼ外を見ているか、寝ていた。
そんなことをしていれば、
定期テストの悲惨な状況は見なくてもわかる。
テストの返却の時、森山先生は、
「はい、どや、おまえは12点、
そして、島田、おまえは14点。
10点台は二人だけだ!」
とテストをヒラヒラさせて
みんなに見えるように返してきた。
クラスのみんなは大爆笑だったが、
俺と島田はムカついた。
学校帰りに、家が近かった島田といつものように、
島田の部屋で、ウダウダしていた。
「しかし、ムカつくよなぁ。
あの森山の顔を潰してやりてぇなぁ」
「よし、こうしよう」
と思いついた手は
我ながら素晴らしかった。
それは、嫌いな先生の授業だから授業を聞かない。
それは堅持する。
しかし、嫌いな先生の顔を潰すには、
「あんたの授業を聞かなくても俺たちは点数はいいぜ!
というところを見せればいい」
と、島田と決めた。
翌日から、島田との猛勉強が始まった。
他の科目は一切捨てて、社会だけ猛勉強をした。
試験範囲の教科書を音読することから始まり、
教科書の文章の周りの絵や写真、注釈まで全て覚えた。
ワークは当然7回繰り返し、
その後、市販の問題集を3種類集めて、100%覚えた。
テスト当日、試験時間50分のところ、
20分ほどで終わった。
そして、テスト返却日、
また森山先生は、テスト用紙をまたみんなに見えるように
ヒラヒラさせながら返してきた。
「今回の最高点は、
前回最低点のヤツらの大逆転だ!
こんなこと、教師人生で初めてだ!
島田 98点、どや 96点!」
この事件後、先生は俺たち二人を認めてくれて、
クラスの連中が分からない問題などを
わざわざ聞いてくれるようになったりして、
徐々に仲良くなっていた。
当然、社会科は勉強方法がわかったので、
それ以降、90点台を下ることはなかった。
嫌いな先生の教科は、
授業を聞かずに、自分で勉強して良い点数を取る。
これが、自分で墓穴を掘らない方法だ。
ちょっと邪道だけど。
王道は、しっかりと授業を聞いて、
きっちりと点数を叩き出すことだ!
今夜も、熱く激しく「本鬼の本気」で勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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