【人間学の教科書】 7月21日 人は皆、それぞれ欠如を抱いて生きている
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 7月21日 人は皆、それぞれ欠如を抱いて生きている 春野ももこ 】
<著者>
春野ももこ(はるの ももこ)
指点字通訳者
<語彙>
1. 欠如(けつじょ):あるべきものが、すっぽり抜け落ちて足りないこと。
「普通なら持っているはずの要素が、全くない状態」を指します。「不足」よりもさらに「ゼロに近いレベルで足りない」というニュアンスです。
「彼は緊張感が欠如している(=全く緊張していない)」
「プロとしての自覚が欠如した行動」
2. 盲ろう者(もうろうしゃ):目が見えず(盲)、さらに耳も聞こえない(ろう)人のこと。
「視覚」と「聴覚」の2つの障害をあわせ持っている人のことです。歴史上の人物でいうと、ヘレン・ケラーがとても有名ですね。
目も耳も使えないため、相手の手の上に文字を書いて伝える「指点字(ゆびてんじ)」や、相手の手話に触れて読み取る「触手話(しょくしゅわ)」など、「触覚(さわる感覚)」を使ってコミュニケーションをとります。
3. 使命感(しめいかん):「これは自分が絶対にやらなきゃいけない役割だ!」と強く思う気持ち。
誰かに命令されたからやるのではなく、自分の心の中から「これが私の果たすべき責任だ」と燃え上がるような熱い気持ちのことです。
4. 上梓(じょうし):本を出版すること。
作家が新しい本を作って、世の中に売り出すことをカッコよく言った言葉です。
昔(江戸時代など)は、木に文字を彫って印刷していました。その時に「梓(あずさ)」という硬くて丈夫な木をよく使っていたことから、「梓の木の上に文字を載せる=本を印刷して出版する」という意味になりました。
5. ハンセン病(はんせんびょう):らい菌という細菌によって起こる、感染症(病気)の一つ。
昔は命に関わる重い病気でしたが、今は薬を飲めば完全に治る病気です。
昔は特効薬がなく、病気が進むと顔や手足の形が変わってしまうことがありました。そのため、「恐ろしい伝染病だ」という間違った誤解が生まれ、患者の人たちは家族から引き離されて遠くの施設に強制的に閉じ込められるなど、ひどい差別を受けた悲しい歴史があります。
人権の歴史を学ぶ上で、とても重要なキーワードです。
6. 視覚障害(しかくしょうがい):目が見えない、または見えにくいために、生活に不自由がある状態。
目に関わる障害のことです。
全く光が見えない「全盲(ぜんもう)」の人だけを指す言葉ではありません。
少しは見えても視野(見える範囲)が極端に狭い人や、ものすごくぼやけてしまう「ロービジョン(弱視)」の人も含まれます。
街にある「点字ブロック」や、駅の「ホームドア」は、視覚障害の人が安全に歩くためにとても大切な設備です。
7. 意図せず(いとせず):わざとではなく、狙ったわけでもないのに、偶然そうなってしまった様子。
「そんなつもりじゃなかったのに!」ということです。
<感想>
全盲ろうという、光も音も断たれた世界に生きる福島さんが、ご自身を「盲ろう者という少数民族の独立運動をしているんだ」と表現された言葉の重みに圧倒されました。 単に「支援される側」に留まるのではなく、同じ境遇にある人々の孤独を背負い、道を切り拓くパイオニアとしての凄まじい覚悟と、誰も代わることができない深い孤独が、この短いフレーズから痛いほど伝わってきます。
東京大学の教壇に立つ福島さんが、通訳者である著者に対して「時計を気にする何気ない仕草」すらも見逃さず、高いプロ意識を求めたエピソードが非常に印象的です。 著者がそれを「厳しい要求」と受け止めつつも、福島さんの孤独と戦う姿勢を理解し、自身の「通訳者・支援者としての覚悟」をハッと問い直すシーンには、生半可な同情ではない、本物のプロフェッショナル同士の信頼関係が見えて胸が震えます。
福島さんが心の支えにし、著者自身も救われたという吉野弘さんの詩が、この文章の核として美しく響いています。
「生命は、その中に欠如を抱き、それを他者から満たしてもらうのだ」という一節は、障害の有無に関わらず、私たちすべての人間に当てはまる普遍的な真理です。完璧ではないからこそ、私たちは他者を必要とし、虫や風が花を仲立ちするように、意図せずとも誰かを満たし、満たされている。その循環こそが「生きる美しさ」なのだと気づかされます。
タイトルにある「人は皆、それぞれ欠如を抱いて生きている」という言葉は、一見すると寂しさを孕んでいるように思えます。
しかし、読み進めるうちに、その「欠如」や「不完全さ」こそが、人と人とが繋がり、お互いを必要とするための「大切な隙間(スペース)」なのだという温かい肯定感へと変わっていきます。
自分の足りない部分を恥じるのではなく、誰かに満たしてもらい、同時に自分も誰かの欠如を満たしている。
現代の「自立」や「完璧さ」を求めがちな社会において、人間が共に生きることの本当の豊かさを優しく教えてくれる、深く心に染み渡る文章でしたね。
日本人はこの列島で、助け合いながら生きてきましたよね。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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