【仕事の教科書】12月30日 枯野をかけめぐる夢
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
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【 12月30日 枯野をかけめぐる夢 境野勝悟 】
<著者>
境野勝悟(さかいの かつのり)
東洋思想家
<語彙>
出立(しゅったつ)=旅立ち。出発すること。
辞世の句(じせいのく)=死を前にして遺される詩的な短文で、和歌や俳句、漢詩など音韻を重視したものが多く見られます
発句(ほっく)=俳諧の第一句が独立して一作品として作られたもの。俳句。
逸話(いつわ)=世間にあまり知られていない、興味のある話。エピソード
懇願(こんがん)=おりいって頼み願うこと。
朗々と(ろうろうと)=声に張りがあってはっきりしていること、音声が澄んでよく通るさま
深淵な(しんえんな)=物事の奥深いこと
臨終(りんじゅう)=死を迎える間際や死のひととき
米寿(べいじゅ)=88歳を迎える人を祝う長寿のお祝い
造化(ぞうか)=天地。宇宙。
芭蕉の哲学「造化に帰れ」という言葉について調べてみました。
これは芭蕉の俳諧の根本にある大切な考え方で、彼の人生や俳句に大きな影響を与えました。
「造化」とは?
まず、「造化(ぞうか)」とは、自然そのもの、または自然の働き、自然の摂理といった意味です。
簡単に言うと、「大自然」のことだと考えてください。太陽が昇り、月が満ち欠けし、四季が移り変わる。
そういった自然の力や、自然が作り出す美しい風景、その全てを「造化」と呼びます。
「造化に帰れ」とは?
「造化に帰れ」とは、「人間は自然の一部であり、自然に寄り添って生きるべきだ」という考え方です。
人間が作ったものや、人間の考えに囚われるのではなく、大自然の中に身を置き、自然のありのままの姿を感じ、
自然と一体になることの大切さを表しています。
具体的には、以下のような意味合いが含まれています。
・自然をよく観察すること
自然の中に身を置き、花や鳥、風や月など、自然のあらゆるものを注意深く観察すること。
自然の移り変わりを感じること: 四季の移り変わりや、天候の変化など、自然の変化を敏感に感じ取ること。
自然の美しさを素直に受け入れること: 人間の価値観や好みで自然を判断するのではなく、
自然のありのままの美しさを素直に受け入れること。
・自然と一体になること
自然の中に溶け込むような感覚を持ち、自然と調和して生きること。
「造化に帰れ」という考え方は、芭蕉の人生と俳句に大きな影響を与えました。
・旅への動機
芭蕉は生涯にわたって多くの旅をしましたが、その大きな動機の一つが「造化に帰る」ことでした。
自然の中に身を置くことで、自然の力を感じ、俳句のインスピレーションを得ようとしたのです。
有名な『奥の細道』も、まさに「造化に帰る」旅と言えるでしょう。
・俳句の表現
芭蕉の俳句は、自然の描写が非常に豊かです。
それは、彼が自然をよく観察し、自然の美しさを素直に受け入れていたからです。
「古池や蛙飛び込む水の音」という句は、静かな古池に蛙が飛び込むという、自然の瞬間を捉えた句ですが、
そこには「造化」を感じ取る芭蕉の心が表れています。
・俳諧の理念
芭蕉は、俳諧は「不易流行(ふえきりゅうこう)」であると説きました。
「不易」とは、変わらないもの、つまり自然のことで、「流行」とは、変化していくもの、つまり人間のことです。
自然(不易)を大切にしながら、時代の変化(流行)も取り入れていくことが、俳諧の道であると考えたのです。
この「不易流行」の根本にも、「造化に帰れ」という考え方があります。
「造化に帰れ」とは、自然に寄り添って生きることの大切さを教えている言葉です。
芭蕉はこの考え方を大切にし、旅を通して自然を観察し、数々の名句を生み出しました。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
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押忍
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