【仕事の教科書】１２月３日　誕生日は、産んでくれた母に感謝をする日

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格闘塾入魂通信   夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ

一念透徹すれば
天地も動く

（三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉）

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自分に問え！

今日を熱く生きたか？

今日を本気で生きたか？

今日を圧倒的に生きたか？

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【　１２月３日　誕生日は、産んでくれた母に感謝をする日　松崎運之助　　　】

＜著者＞
松崎運之助（まつざき　みちのすけ）
夜間中学校教諭

＜語彙＞
夜間中学校（やかんちゅうがっこう）＝公立中学校の夜間学級のことで、仕事や家事などをしてからでも通えるように夜の時間帯に授業が行われる学校
逃避行（とうひこう）＝世間をはばかることがあって、あちこち移り歩いたり隠れ住んだりすること。

「あんたの命の後ろには、無念の思いで死んでいった人たちのたくさんの命がつながっている。
そのことは決して忘れちゃいけないよ」
と記事にありました。

人は死ぬということを強烈に教えてくれたのは、空手仲間の松浦でした。
彼は、大学に入って、その秋くらいに、自ら命を絶ったんだけど、
その前に、私のアパートに来て、「あれだけ頑張った大学なのに、面白くないんだよ」
と浪人をしていた私には贅沢な悩みを打ち明けていました。
そして、お酒が強かったので、朝から晩まで飲んでいましたね。
彼の死を聞いて、全然悲しくなかったんです。
生前の彼の発言が、負け犬の遠吠え、に聞こえたからでした。
それから数年して、帰省した時に、彼のお墓に行き、彼の実家に寄り
生前の彼の手紙やノートを見せてもらいました。
そこには、彼の心の葛藤が綴られており、読むのも辛かったです。
そして、浪人の私を心配していたことや、私のことを褒めてくれていたことが書かれてあり、
「どやには、俺の分まで、がんばってほしい」
という文面を見て、号泣しました。
「俺に頑張ってほしいと言う前に、なんで自分で頑張らねえんだよ！」
と思いました。
あの世で、松浦に会ったら、
「おまえは、アホやなぁ。
あれから、こんな楽しいことがあって、
こんなに素晴らしい人たちに囲まれて、
すんばらしい人生を送ってきたぜ」
と皮肉を言うために、今まで頑張ってきた気もします。

命をかけても惜しくない対象を早く見つけるために生き切ること。
対象が見つかったら、人生が輝き、ますます濃厚になります。

今夜も熱く激しく勉強三昧！

当然、
熱くやる！
本気でやる！
圧倒的にやる！

凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ

自分の熱い思い＝熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る

もうひと踏ん張りして、結果を残す！

押忍

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