勉強主体の学習塾、辞めます
混沌の時代を生き抜くための人生航海術を伝授する「格闘塾」を始めます。
知識偏重、管理教育が跋扈する現代社会。
この仕組みの中で良い成績をあげてきた人々が作り上げた社会が、今の世の中。
「今だけ、金だけ、自分だけ」を考えきた人たちが、今の日本を作り上げました。
そもそも、教育とはなにか?
偏差値をあげて、偏差値の高い学校に入ること、これでしょうか?
教育の本義は、人間を作ること
知識の詰め込みは、教育の中の一部であるはず。
それが、本末転倒になってしまっているのが、今の日本。
私が定義する教育は、
自己肯定感を最大限に高め、
人が生きてくための原理原則を伝え、
人を幸せにし、世界平和に貢献するもの
です。
また、学びの目的は、
次の時代の流れを見抜き、
自分の将来を決め、それに必要な実力を身につけ
生きる場所を見つけること。
その場所で、
いかに生き切るか、
いかにこの生命を使い切るか、
それを明確にしていく。
体力鍛錬して自立し、人間力修養して自律し、
能力錬磨し、自由に生き切り、世のため人のために貢献することを、
格闘塾を通して学び、社会の中で体現し続けること。
と定義しています。
現在は、2024年
今、起きていること、これから起こることを展望し理解しましょう。
なぜなら、子どもたちが生きていく未来は、どんな社会なのか。
それを踏まえて、教育をしていくものですだからです。
今起きていること、これから起こること、大きく5つの流れがあります。
1.超過死亡数と少子化
2.経済の低迷
3.子供の死因
4.予測される災害
5.AIの発達、ChatGPTの凄さ
1)超過死亡数と少子化
2022年の年間死亡者数 158万人です。
2022年の年間出生数 79万人です。
一昨年で、79万人が減りました。
佐賀県の人口が800,511人です。
昨年一年間で、佐賀県一個分の人口がいなくなったことになります。
そして、超過死亡数、
超過死亡数とは、例年ある時期の本来想定されている死亡者数より、増えた数を言います。例えば冬場にはいつもより多くの死者数が出てしまいますが、増えた数を超過の数と言います。
下の超過死亡数のグラフを見てください。
何が原因で、こんなに増えているのでしょうか。
昨年の推移について、政府、厚生省は見解を出していません。
そして、下の図は日本の人口の推移予想です。
少子高齢化が雪崩のごとく、加速して進んでいくのがわかります。
こんな人口減少、少子高齢化社会を子どもたちは生きていくわけです。
2.経済の低迷
世界時価総額ランキング50という統計があります。
このランキングに、1989年(平成元年)日本の会社が32社入っていました。
それが、2022年は、なんと、トヨタのみ1社、31位です。
ビッグマック指数って、ご存知ですか?
世界中にあるマクドナルド、そのビッグマックの値段の比較をすることで、
その国の物価を表しています。
30位まで載せても、我が日本は出てきません。
そうなんです。
なんと、世界41位の安さです
今の日本の経済力って、ここまで落ちています。
これが目も当てられない現実です。
これを見ると、お金を稼ぎたければ、外資の会社に入るか、海外へ出稼ぎしなければいけなくなりますね。
3.子供の死因
下記の表は、日本人の死因を年齢別にまとめたものです。
10歳を超えると、死因の2位に、自殺が現れて、
15歳から39歳までの死因の1位が、自殺です。
特に、10代後半になると、自殺が死因の一位を独占しているなんて、
悲しすぎませんか?
そして、2022年の小中高生の自殺者数は514人で
1980年の統計開始以降で初めて500人を超えました。
可能性の塊である子どもたちが、
なぜ自殺をしなければいけないほど追い込まれなきゃいけないのですか?
数が少ないからと、見て見ぬふりをしていては絶対にいけないと思いませんか?
そして、次の表を見てください。
これは、不登校の子どもたちの数です。
現在、小中の不登校の数は、約25万人。高校生を入れると、29万人。
自衛隊の隊員数、25万人ですよ。
引きこもりは、115万人。
精神病の患者が、420万人。入院している人が、28万人。
世界の精神病の数の5分の1が日本です。
子供の自殺の数、そして、引きこもり、不登校の数、をみると、
社会の流れに教育が追いついてない、いや、追いつこうとしていない。
教育はガラパゴス化しているように思えてなりません。
4.予測される災害
下記の災害が予想されています。
1)台風の巨大化
2)東京直下地震
3)西日本大震災
4)富士山噴火
5)北海道沖大地震
1)台風の巨大化
環境省の予測どおりであれば、2100年には、
東京は気温40度を越し、今のインド並みになり
そして、台風の風速は最大90mになります。
瞬間最大風速の日本記録は、富士山で、1966年に、91m。
気象庁に勤めていた友人が教えてくれたことがあります
大型コンピュータの計算では、
2020年に風速60mの台風が
2030年には風速70mの台風がやってくると。
実際に、2019年に、風速57.5mの台風がやってきました。
今後、建築物など、強風に耐えられるものに建て替えることも検討されるようになるでしょう。
2)東京直下地震
1923年9月1日に、関東大震災があってから、
今年で、100年目
起こる確率が、30年以内に、70%
冬の午後6時に、風速8mの中、マグニチュード7.3の地震が関東を襲った場合、
全壊する建物が、8万2200棟
火災で消失する建物、11万2200棟
死者 6150人
負傷者 93400人
避難者 299万人
帰宅困難者 453万人
と予測されています。
3)西日本大震災
南海トラフが揺れて最大M9が予想されています。
起こる確率、30年以内に、70~80%
死者予測23万人
被害総額は、東日本大震災の10倍、250兆円
地震学の専門家は、2030年プラスマイナス5年が危ないと
予測されていました。
4)富士山噴火
前回富士山が噴火したのは、1707年
そのときに16日間噴火が続き、
東京に5cm、横浜で10cmの火山灰が積もりました。
1年以上首都機能が麻痺することが予測されています。
東海、東南海、南海地震が連動すると、噴火の確率が上がるそうです。
5)北海道沖大地震
一昨年暮れに、政府が発表した大地震
千島海溝を震源とするM8・8以上の地震が30年以内に起きる確率を、
最大40%と見積もっている。30m近い津波が起きて、
約20万人くらいの犠牲者を推測しているそうです。
あと30年以内には、大きな災害が必ず起こります。
未曾有の災害を、子どもたちは乗り越えていかなければいけません。
確実に起こるなら、少しでも大難を中難に、小難にできるように、
今から準備しなければいけません。
日本は、災害を乗り越えて、2684年続いてきた国です。
乗り越えては行けるでしょうが、過去最大の試練を覚悟しておかなければいけないようです。
5.AI,ChatGPTの凄さ
iPhoneがこの世の中に出たのが、2007年6月29日、
今年で、17年目。
ようやく、世界中の人にスマホが行き渡ったのが、昨今の状況。
これが、インターネット革命の前半戦終了。
後半戦は、AIが世の中に広まっていくことを指すそうです。
今、話題のChatGPTは、体験されましたか?
私も、数ヶ月毎日のように使ってきて、戦慄を覚えました。
「ヤバい・・・」と。
AIが何を人間に与えるのか、
それは、知識を平等に分け与える、と思います。
今までの社会は、勉強をした人としていない人の間に格差を作り、
それを能力の差として、社会的地位が決まっていました。
しかし、AIがあると、勉強していようが、していないだろうが、
出てくる答えが同じになってしまう社会を作り上げます。
となると、能力とか論理などの評価基準が消えて、
「言葉にできないもの」、「人間的なもの」、「体験」が
差を生むようになるのではないかと考えています。
ChatGPTに代表されるAIが浸透してくると、
この先、能力の差がなくなるのであれば、学習塾なんて、不要になってしまう。
今でも、スタディサプリのような動画が格安もしくは無料で拡散し、
学校の先生よりも授業が上手な人がいることが生徒たちにバレてしまいました。
コロナ禍も相まって、「学校、行かなくて良いんじゃね?」と子どもたちは疑問を持ち始めました。
以前から、「教育とは人間を作ること、勉強ばかりしているのはおかしい」と疑問を持っていましたが、
保護者の皆さんは子供の成績の向上を願う方が多いので、それに合わせていました。
しかし、AIの時代の到来、そして、今まで話してきた日本の将来が不安になる事象が山積みのこの時代に、
やるべきことはなにかと考えると、
混沌の時代をしっかりと自分の足で歩いていける自立・自律型の人間の育成が急務だと感じています。
だからと、勉強がいらないということではありません。
勉強は必須です。
大人には、10年ごとに大学に戻り博士号をひとつ取ろう。
30年経てば、三つの博士号を持った専門家として、世界を舞台に活躍できる人間になろう
と伝えているほど、勉強の大切さは認識しています。
勉強法はいろいろとあるので、その中のベストの勉強法を伝授して、
自分できちんと勉強できる子に、そして、生きていく上での必要な知識、考え方を
人生航海術として、まとめて伝授する。
二か国語以上ができて
二か国以上の国で働くことができて
二カ国以上の国で住み、遊ぶことができて
常若(とこわか)の知識と経験と人脈を武器に、
水の如く、変幻自在に、風を感じて、
乱世を闊歩できる人材の養成を目指して、
混沌の時代を生き抜く人生航海術を伝授する「格闘塾」
を始めることにしました。
格闘塾で教える科目は、大きく分けて二つ。
ひとつは、勉強法
ひとつは、人生航海術
それを半年間で、伝えます。
週2回の1対1のzoomでの授業で、勉強法を伝え、定着し
週1回のzoomでの、一斉授業で、人生航海術を全20回で伝えていきます。
月一回は、課題図書を読み、輪読会を開催し、読書を通して人間学を学びます。
「勉強法」の時間では、
1) 勉強とは
2) 計画術
3) PDCA
4) 暗記術
5) ノート術
6) 各科目の勉強の仕方
7) テスト対策
8) 入試対策
を週2回の1対1の授業で3ヶ月で伝授し、後半の3ヶ月で定着してもらいます。
ひとりでできるもん!といえる段階に半年間で鍛え上げます。
人生航海術は、一週間にひとつの項目を半年間20回で
自分の成長に痺れる生き方をするための考え方、作法を伝授します。
1) 人生とは
2) 運命宿命
3) 三原則
4) 檄詩
5) 時間術
6) お金を知る
7) 自己肯定感を高める方法
8) 凡事徹底・我勝道を我が物にする
9) 読書方法
10)文章を上手に書く
11)人前で話す
12)整理整頓、部屋と心の掃除
13)防犯・防災
14)友人と仲良くするには
15)日本を知る
16)健康が全ての基本
17)自炊術・栄養学
18)愛は思いやり
19)継続力・習慣力を身につける
20)今後の人生への決意表明会
輪読会採用図書
1. 啓発録
2. 賢者の書
3. 手紙屋
4. きみの友だち
5. 4TEEN
6. 奇跡の授業
毎月一冊選んで、輪読会をします。
採用図書は、塾生の事情に合わせて変更します。
人生航海術の授業は、一斉授業をzoomでやります。
毎週土曜日の夜8時から1時間を予定しています。
録画しますので、あとで、You Tubeで見れるようにしておきます。
塾生がやらなければいけないこと
1) 毎週の計画の提出
2) 毎週の振り返りの提出
3) 毎週の人生航海術の授業の感想文
4) 毎日読書15分以上
5) 毎日日記・感想文の提出
6) 毎日の家の手伝い
☆塾生募集☆
・半年間で、勉強法と人生航海術を伝えます
・週2回の一対一のzoom授業と、週1回の一斉zoom授業か録画授業
基本は、半年間で、卒塾となります。
継続希望者は、個別での対応になります。
大半が1年以上続けておられます。
詳細はお尋ねください。
中3の受験生は、特別に、鬼管理します。
受験が終わるまで伴走します。詳細はお尋ねください。
・募集コースは、基本4つですが、
これに拘らずに、塾生の希望に合わせた科目、回数などを決めています。
それぞれ若干名募集です。
1)小学校5,6年生(英検3級合格と国語と算数の基本)
2)中学生5教科コース(英検準2級合格と5教科勉強法と人生航海術)
3)中学生英語専科コース(英検2級合格と人生航海術)
4)高校生英語専科コース(英検準1級合格と人生航海術)
小学生への人生航海術は、基本的な生活習慣管理のみ伝えます
英語のレベルは
小学生は、英検3級
中学生は、英検準2か2級、
高校生は、英検準1級を取りに行きます
○授業料
週一回 月額18,000円(税込み)から
週に何回の授業をするかは、塾生のレベルに合わせて変化します。
教材・指定図書は、各自ご購入ください。
また、勉強には、スタディサプリ(https://studysapuri.jp/)を使いますので、ベーシックコースに加入してください。
詳細は、面談でお伝えします。
○推奨機材
Zoomは無料で使えます。
スマホでの授業参加は、画面が小さすぎます。
パソコンか、タブレットを使ってください。
スマホは、LINEでの連絡用に使います。
○塾生の中には、不登校の子も継続して、2名おります。
私は、無理に学校に復帰させようとは考えておりません。
勉強だけなら、ネットで完結します。
人間学を伝えることで、世の中で闘える武器を手に入れて、
あとは胸張って乱世の中を闊歩していけばいいと理解してくれて
頑張って日々やってくれています。
不登校の方もご相談ください。
入塾するしないに関わらず、面談して、私と話すことで、いろいろと刺激を与えられるかと思います。
遠慮なく、面談申し込みしてください。
面談を申し込まれる前に、毎月1時間ほど、ポッドキャストでお話していますので、
その中の指定の番組を聞いてください。
格闘塾どや塾長が、どういう思いをもって、学習塾をやってきたのか、
人となりがわかっていただけるかと思います。
「ラジオ版格闘塾」(https://podcasters.spotify.com/pod/show/shie)
この中の
・第50回 少年院あがりの不良少年を名門私立大学に合格させた、ある塾講師の物語
・第51回 今いる場所は天国か地獄か、令和という時代を愉快に生きる道具とは
・第52回 勉強とは知らないことを知ること
を聞いてみてください。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございました。
これを読んで、ポッドキャストを聴いて、
入塾を希望される方、または、どや塾長と話してみたいという方は、
ZOOMにて、面談・対談をさせていただきたく思います。
メールにて、「面談希望」の題名で、ご連絡ください。
面談日など打ち合わせさせていただきます。
格闘塾メールアドレス:kakutojuku@gmail.com