【人間学の教科書】 10月23日 自我を真我が上回っていきなきゃいけない
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 10月23日 自我が真我を上回って生きなきゃいけない 岡田武史 】
<著者>
岡田武史(おかだ たけし)
FC今治オーナー
<語彙>
1. 自我(じが)
周りの人や世界と自分を区別して、「これが自分なんだ」「自分はこうしたい」と意識する心のことです。
小さな子どもは周りの言う通りに動きますが、中学生くらいになると「親に言われた通りじゃなく、自分の好きな服を着たい」「自分だけの考えを持ちたい」と思い始めます。これを「自我が芽生える」と言います。
2. 真我(しんが)
哲学や仏教などで使われる言葉で、見栄(みえ)や欲、思い込みなどを全部脱ぎ捨てた、一番奥底にある「本当の純粋な自分」のことです。
「テストで良い点を取って褒められたい」「友達にダサいと思われたくない」と焦る自分は表面的な心です。そうした雑念や周りの目をすべて取り払った、静かで曇りのない心の中心にある「生まれたままの本当の自分」を指します。
3. 打診(だしん)
正式にお願いや決定をする前に、「もし頼んだら、引き受けてもらえそうかな?」と相手の意向や反応をそれとなく探ることです。
いきなり「次の部長はお前だ!」と発表すると相手も困るので、事前に「実は来期の部長、君にお願いしたいと思っているんだけど、どうかな?」とこっそり聞いてみる感覚です(お医者さんが患者の胸をトントン叩いて中の様子を探る「打診」が語源です)。
4. 好々爺(こうこうや)
いつもニコニコしていて性格が優しく、誰からも好かれる気のいいおじいさんのことです。
縁側でお茶を飲みながら、近所の子どもたちに「よく遊んでるねぇ」と優しく目を細めて笑いかけてくれるような、絵本に出てくる絵に描いたような温かいおじいちゃんです。
5. 綺麗事(きれいごと)
言っていることは正しくて立派だけれど、現実の厳しさや人間の本音を無視していて、実際には実行できないような「うわべだけの理想論」のことです。
「みんなで争わず、いつでも助け合いましょう」というのは正しい教えですが、現実には意見のぶつかり合いや苦手な人もいます。そういうリアルな問題を見ずに「仲良くすれば全部解決!」とだけ言うのを、「そんなのただの綺麗事だよ」と言ったりします。
6. 斜に構える(しゃにかまえる)
物事や人に対して素直に向き合わず、ちょっと皮肉を言ったり、冷めた態度をとったりすることです。
クラス全員で合唱コンクールに向けて盛り上がっているときに、「どうせ頑張ったって優勝できるわけないのに」と腕を組んで冷笑しているような態度です(剣道で刀をナナメにして身構え、相手の攻撃を正面から受けない姿勢が由来です)。
7. 腹落ちする(はらおちする)
頭で理屈がわかるだけでなく、心の底から「なるほど! そういうことか!」と100パーセント深く納得することです。
数学の公式を「丸暗記した状態」ではなく、「あ、だからこの形になるんだ!」と仕組みが完全に理解できて、胸のつかえがスッと取れてお腹の底にストンと収まるような感覚です。「先生の解説を聞いて、ようやく腹落ちした」のように使います。
8. 真意(しんい)
言葉や態度の表面だけでなく、その人が心の奥で本当に言いたかったこと、本当の狙いや目的のことです。
部活の先生に「もう練習来なくていいぞ!」と厳しく突き放されてショックを受けたけれど、実は「もっと悔しさをバネにして本気を出してほしい」という期待が込められていた、という場合の「裏にある本当の気持ち」のことです。「先生の発言の真意を理解した」のように使います。
9. 人知を超えた(じんちをこえた)
人間の知識や科学、想像力をはるかに超えていて、到底説明がつかないほど凄まじいこと(スケールが大きすぎること)です。
「人知(じんち)」は「人間の知恵」という意味です。何億年もかけてできた大峡谷の景色や、大宇宙の果てしない広がり、科学では説明できない奇跡的な出来事に対して「人知を超えた大自然の力」「人知を超えた奇跡」と表現します。
<感想>
岡田武史氏「自我を真我が上回っていなきゃいけない」
朝4時に思いついたアイデアを相手(岡田氏)が寝ているだろうと6時まで我慢して電話をかけてくる稲盛氏のエピソードに、物事に対する凄まじい情熱と、相手への細やかな気遣いが共存している姿を感じて感動しました。また、監督オファーを断られた際も腹を立てながら「じゃあ君が信用できる人を紹介しなさい」と繋がりを大切にし、紹介された加藤久氏を大喜びで迎えるなど、人を惹きつける人間味溢れる魅力に満ちています。
岡田氏は当初、温厚な好々爺の顔と激しく怒鳴り散らす稲盛氏の姿に矛盾を感じ、斜に構えて見ていた時期があったと明かしています。しかし、「好々爺の側面だけで京セラという大企業の経営ができるわけがない」と加藤氏から諭されたことで、理念や綺麗な言葉だけでなく、厳しさや真剣勝負の執念があってこそ組織を導けるのだという経営・リーダーシップのリアルな本質を学ばされました。
「人間なんだからエゴ(自我)があってもいい。でも、その自我を真我が上回っていなきゃいけない」という稲盛氏の言葉が非常に深く心に刺さります。会社や組織は成長し利益を上げなければなりませんが、大義や人間を超えた真知を忘れて利益を追うことが目的になってはいけないという教えは、FC今治の経営に携わる岡田氏の大きな指針となっています。
自分の欲やエゴをゼロにするのではなく、それ以上に人を想う「真我」を大きく持ち続けることの大切さを教えられました。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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