【人間学の教科書】 10月19日 父を一瞬で制した母の一言
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 10月19日 父を一瞬で制した母の一言 星野精助 】
<著者>
星野精助(ほしの せいすけ)
星野物産会長
<語彙>
1. 一燈園(いっとうえん)
「自分だけのお金や物」を持たず、みんなで一緒に働き、助け合って共同生活を送るグループやその生活の場のことです。
大正時代に西田天香(にしだ てんこう)という人が始めた生き方です。私利私欲を捨てて、トイレ掃除などの奉仕活動をしながら「一つの光(真理)を信じて共に生きよう」という考え方をします。
2. 無一物中無尽蔵(むいちぶつ ちゅう むじんぞう)
「何一つ持っていない(ゼロの)状態だからこそ、無限の豊かさや可能性がある」という禅(仏教)の教えです。
両手にゲームや荷物をいっぱい抱えていると、新しいものは何もつかめません。でも、手が完全に空っぽなら、何でも新しく受け取ることができます。「こだわりや持ち物を手放したほうが、心は自由で豊かになれる」という考え方です。
3. 不渡手形(ふわたりてがた)
会社同士の取引で「〇月〇日にお金を払います」と約束した紙(手形)を出したのに、その日になっても銀行口座にお金がなくて支払えなかった状態の手形のことです。
「後で絶対払うから!」と友達に引換券を渡したのに、期日にお小遣いがなくて約束を破ってしまった状態です。これを半年間に2回やると、会社は銀行取引を止められて事実上の倒産に追い込まれます。
4. 愚痴(ぐち)
言ってもどうにもならない不満や文句を、くどくどと言い続けることです。
「宿題多すぎてだるい」「なんで今日雨なんだよ」と口に出しても、宿題が消えたり天気が晴れたりするわけではありません。このように「言っても意味がない文句」を言うことを「愚痴をこぼす」と言います(もともとは仏教用語で「物事の正しい判断ができない愚かさ」のこと)。
5. 貧すれば鈍する(ひんすれば どんする)
お金がなくなって生活が苦しくなると、心に余裕がなくなり、頭の働きや人柄までダメになってしまうということです。
普段は優しくて正直な人でも、お腹が空きすぎてお金もまったくない極限状態になると、他人のパンを盗もうか迷ってしまうことがあります。「生活の苦しさは、人の品性や知性まで奪ってしまう」という戒めのことわざです。
6. 重加算税(じゅうかさんぜい)
税金を納めるときに、「うっかり間違えた」ではなく「わざとウソの記録を作ってごまかした(脱税した)」ことがバレたときに課される、とても重い罰金のような税金です。
テストで間違えて名前を書き忘れたら「次は気をつけてね」で済みますが、カンニングペーパーを隠し持ってわざと不正をした場合は「0点+停学処分」のような厳しい罰を受けます。その「一番重い罰」に当たる税金です。
7. 瀕する(ひんする)
今にも大変なことになりそうな、ギリギリの危ない状態に近づくことです。
ゲームで体力が残りHP1になって、あと1発食らったらゲームオーバーという状態をイメージしてください。ニュースでは「絶滅に瀕している動物(今にも全滅しそうな動物)」や「経営破綻に瀕する(今にも潰れそうな会社)」のように使われます。
8. 失墜(しっつい)
今までコツコツ積み上げてきた高い地位・信用・評判などが、一気に落ちて失われることです。
みんなから頼りにされていた優等生の生徒会長が、実は裏でひどい悪事を働いていたと分かったら、一瞬でみんなの信用がゼロになります。このように、名声や信用が地面にドスンと落ちることを「信頼が失墜する」と言います。
9. お墨付き(おすみつき)
権力がある人や専門家から、「これは本物だ」「間違いない」と公式に太鼓判を押してもらうことです。
昔の将軍や大名が、領地や身分を保証するときに「黒い墨(筆)」でサインをした書類を出したことが由来です。「料理のプロが認めたお墨付きのラーメン」「先生のお墨付きをもらった勉強法」のように、偉い人からの絶対的な保証を意味します。
10. 言い尽くせない(いいつくせない)
気持ちや出来事の内容が大きすぎて、どんなにたくさんの言葉を使っても全部を表現しきれないことです。
卒業式などで「お世話になった先生や親に、どれだけ言葉を並べても『ありがとう』の気持ちが伝えきれない」という時に、「感謝の気持ちは言葉では言い尽くせません」と使います。
<感想>
星野精助氏「父を一瞬で制した母の一言」
お母様の深い慈愛と哲学的ともいえる物事の捉え方、そして家族や経営に対する姿勢に大変銘を打たれました。
雇っている従業員やその家族を第一に考え、自分たち母子は一番最後に風呂に入るというエピソードに深く感動しました。
さらには、風呂に浮いた垢を汚いものとするのではなく、「今日一日働いた宝だよ」と言って感謝しながら取り除くお母様の姿は、他者への本物の敬意と慈愛に満ちています。
言葉だけでなく行動で感謝の念(「一燈園」の教え)を実践する姿勢に強く心を揺さぶられました。
昭和28年に1,200万円という莫大な手形の損害を出してしまった際、お母様が「1,200万円の損は一生忘れないだろうし、この体験を生かすことは社会大学を卒業したようなものだから、お赤飯でも炊いてお祝いしましょう」と仰った場面は非常に勉強になります。
致命的ともいえる大きな失敗や挫折に対して、責め立てるのではなく「成長のための大きな学び(授業料)」として捉え直す視点は、経営や人生における逆境への向き合い方として極めて価値の高い教訓だと感じます。
怒る父親に対して母が投げかけた「今度はお前を大学に行かせてやれず、常々すまないと思っていた」という言葉は、父の怒りを一瞬で制しただけでなく、家族全員の責める気持ちや愚痴を封じる圧倒的な包容力がありました。
その後1年間、父親も妻も一切の愚痴を言わなくなったというエピソードからは、お母様の存在が家族や事業の真の精神的支柱であったことが伺えます。
ピンチの時こそ他者を責めず、前を向かせる言葉の力と人間性の深さに感銘を受けました。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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