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【人間学の教科書】 7月3日 成果=能力×努力+外的要因

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格闘塾入魂通信   夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ

一念透徹すれば
天地も動く

(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.

With strong determination,
anything is possible.

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自分に問え!

今日を熱く生きたか?

今日を本気で生きたか?

今日を圧倒的に生きたか?

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【 7月3日 成果=能力×努力+外的要因 小路明善 】

<著者>
小路明善(こじ あきよし)
アサヒグループホールディングス会長

<語彙>
1. 座学(ざがく): 実技や実験ではなく、教室の机に座って教科書や講義から知識を学ぶこと。
体育の授業でいえば「グラウンドで走る」のが実技で、「教室でルールのテスト勉強をする」のが座学。部活のミーティングで、黒板を使って作戦を練る時間なんかも座学にあたるよ。

2. 揶揄(やゆ): 相手をからかったり、皮肉を言ったりしてバカにすること。
友達がちょっとしたミスをしたときに、「あ〜あ、さすが天才はやる国語のミスが違うね〜」みたいに、ちょっといじわるなニュアンスでニヤニヤからかう行動を「揶揄する」と言うんだ。あまり褒められた行動ではないね。

3. 脱帽(だつぼう): 相手の実力や努力が凄すぎて、「参りました!」と敬意を表すること。
もともとは「素晴らしい相手に対して、帽子を脱いで挨拶する」ことから来ているよ。「テストで毎回学年1位のアイツが、毎日10時間勉強してると聞いて脱帽した(降参、リスペクト!)」という風に使うよ。

4. お構いなし(おかまいなし): 周りの迷惑や状況、他人の意見なんて全然気にしない様子。
「お母さんが『勉強しなさい!』と怒っているのにお構いなしでゲームを続ける」とか、「大雨でお気に入りの靴が濡れるのにお構いなしで水たまりに飛び込む」みたいに、周囲の状況をフル無視して突き進むときに使うよ。

5. 躊躇する(ちゅうちょする): あれこれ迷ってしまって、決心がつかずに一歩が踏み出せないこと。
漢字はめちゃくちゃ難しいけれど、意味は「ためらう」と同じ。「授業中に手を挙げようと思ったけれど、間違えたら恥ずかしいから躊躇してしまった」という風に、心がモヤモヤしてストップしちゃう状態のことだね。

6. 脳裏に焼き付く(のうりにやきつく): 記憶に強烈に残って、頭の中から絶対に離れないこと。
「脳裏(のうり)」は頭の中のこと。アニメの感動的なラストシーンや、部活の引退試合で先輩が決めた大逆転シュートの瞬間など、「あの映像が今でも脳裏に焼き付いて離れない」という風に、一生忘れないような衝撃を表すよ。

7. 配属(はいぞく): 会社や大きな組織で、「あなたはここの部署(チーム)で働いてください」とそれぞれの持ち場が決まること。
お父さんやお母さんが「新しい部署に配属された」と言っていたら、社内の新しいチームに移動したということ。学校でいうと、新学期に「君は環境委員ね」「君は図書委員ね」と役割を割り振られるイメージに近いよ。

8. 疾走(しっ走/しっそう): ものすごいスピードで、全力で走り抜けること。
単に走るのではなく、風を切って超特急で走るイメージ。「体育祭のリレーでグラウンドを疾走する」とか、映画で「夜の街をバイクで疾走する」という風に、スピード感やカッコよさを出したいときによく使う言葉だよ。

9. 微々たるもの(びびたるもの): ほんのわずかで、少なすぎてほとんど全体の足しにならないこと。
「1万円のゲーム機を買うために、お小遣いが10円増えたところで、その差は微々たるものだ」という風に使うよ。「ないよりはマシだけど、小さすぎてお話にならないレベル」というニュアンスだね。

<感想>
アサヒグループホールディングス元会長の小路明善氏が、新入社員時代に叩き込まれた営業の極意、そして人生の勝率を上げるための方程式が書かれた素晴らしい文章ですね。

当時「夕日ビール」と揶揄され、シェアが年々急落していたというアサヒビール。その最悪とも言える環境の中で、先輩の山田さんが見せた「朝7時から夜中まで泥臭く回り続ける背中」の説得力が凄まじいです。 業績が落ちている時、小手先のテクニックや戦略をこねくり回すのではなく、まず「圧倒的な行動量」で市場に風穴を開ける。
この泥臭い現場の底力こそが、のちに同社が「スーパードライ」で奇跡の復活を遂げるための頑強な土台になったのだと感じさせられます。

先輩から贈られた「能力がなくても努力はできる。毎日20件を10年間続けろ」という言葉を、単なる精神論で終わらせず、雨の日も雪の日も、銀座で周りが車や地下鉄を使う中でも「自分だけ自転車で疾走」して体現し続けた小路氏の徹底ぶりに脱帽します。

誰もが「言うは易く行うは難し」と思うことを、10年という気の遠くなるようなスパンで愚直にやり抜く。
これこそが、前回の稲盛和夫氏の言葉にあった「コツコツと努力を続けると平凡が非凡に変わる」をまさに証明するエピソードです。

小路氏が提示する「成果 = 能力 × 努力 + 外的要因」という方程式は、人生の本質を美しく言語化しています。
売れない理由を「商品が悪い」「天気が悪い」「景気が悪い」といった、自分ではどうしようもない「外的要因」のせいにしたくなるのが人間の弱さです。しかし、小路氏はそこを「微々たるもの」と言い切り、自分が100%コントロールできる「努力」のレバーを最大まで引き上げました。
その結果、掛け算である「能力」自体も後から強制的に磨かれていくというロジックは、すべてのビジネスパーソンにとって最高の処方箋です。

「二十四時間思考を巡らせ懸命に営業を続けるうちに、会社とビールのことが誰よりも好きになっていました。」
この一文が非常に深く響きました。「好きだから努力できる」のではなく、「誰よりも必死に命を懸けて打ち込んだからこそ、その対象が誰よりも愛おしく、好きになる」という因果の逆転です。

「環境のせいにする甘えを捨てて、今目の前のことに命を懸けろ」と火を注いでくるようですね。

がんばりましょう!

今夜も熱く激しく勉強三昧!

当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!

凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ

自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る

もうひと踏ん張りして、結果を残す!

押忍

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