【人間学の教科書】5月18日 九転び十起き ー 浅野総一郎の座右の銘
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 5月18日 九転び十起き ー 浅野総一郎の座右の銘 北康利 】
<著者>
北康利(きた やすとし)
作家
<語彙>
1. 浅野総一郎(あさの そういちろう): 江戸時代末期から昭和初期にかけて活躍した実業家。浅野財閥(あさのざいばつ)を一代で築き上げました。
2. 座右の銘(ざゆうのめい): 自分の生き方の指標として、常に心に留めておく言葉。
浅野の座右の銘は「稼ぐに追いつく貧乏なし」。一生懸命に働けば、貧乏が追い越してくることはないという意味です。
3. 養子(ようし): 血のつながりがない人の子を、自分の子として迎えること。
富山の医者の息子として生まれましたが、親戚の浅野家の跡継ぎとして養子に入りました。
4. コレラ: 激しい下痢や嘔吐を引き起こす、感染力の非常に強い感染症。
彼は若い頃、故郷で竹の皮を売る商売をしていましたが、ちょうどコレラが蔓延(まんえん/病気が広がること)し、消毒用の水を入れる樽が大量に必要になったため、商機を掴もうとしました。
5. 庄屋(しょうや): 江戸時代の村のまとめ役。村長のような立場。
浅野家は代々、村の庄屋を務める名家でしたが、総一郎が次々と事業に失敗したため、家を継ぐことが難しくなりました。
6. 安穏(あんのん): 何事もなく、穏やかで平和なこと。
彼は「安穏とした生活」に満足せず、常に大きなリスクを取って挑戦し続けました。
7. 脱穀機(だっこくき): 収穫した稲からモミを切り離す機械。
若い頃、新型の脱穀機を売る商売を始めましたが、壊れやすくて全く売れず、大失敗してしまいます。
8. 高利貸し(こうりがし): 非常に高い利息で、お金を貸し付ける業者。
事業に失敗した彼は、高利貸しから多額の借金をしてしまい、追い詰められました。
9. 夜逃げ(よにげ): 借金などが返せなくなり、夜中にこっそり逃げ出すこと。
借金取りから逃れるため、彼はわずかなお金を持って故郷の富山を夜逃げし、東京へ向かいました。
10. 精度(せいど): 測定や工作の正確さの度合い。
彼は後にセメント製造などに乗り出しますが、製品の精度や質にこだわり、日本の近代化を支えました。
11. 浚渫(しゅんせつ): 港や川の底に溜まった土砂を削り取って、船が通りやすくすること。
彼は「東京と横浜の間に巨大な港を作るべきだ」と考え、海を浚渫して埋め立て、現在の京浜工業地帯を作りました。
12. 渋沢栄一(しぶさわ えいいち)・安田善治郎(やすだ ぜんじろう): 明治時代の超有名な実業家たち。
安田善治郎: 浅野に事業の資金を貸し付けた銀行家。
渋沢栄一: 浅野の壮大な計画にアドバイスを与えた「日本資本主義の父」。
13. 融資(ゆうし): 銀行などが、事業のために資金を貸し出すこと。
浅野の熱意に打たれた安田善治郎が、多額の融資を行ったことで、浅野の事業は大きく動き出しました。
14. 虎穴(こけつ): 虎(とら)のいる洞窟。転じて、非常に危険な場所のこと。
彼は「不入虎穴、不得虎子(虎穴に入らずんば虎子を得ず)」という言葉を信条としていました。
危険を冒さなければ、大きな成功は得られないという意味です。
<感想>
実業家・浅野総一郎の生涯は、絵に描いたような波乱万丈だったのですねぇ。
一般的には「七転八起」と言いますが、浅野総一郎の人生はそれを上回る過酷さです。
・医者への道を断念し、夜逃げを経験。
・商売を始めては失敗し、強盗に遭い、火事で家も財産もすべて失う。
普通の人なら一度で心が折れてしまうような絶望的な状況から、何度も立ち上がるそのエネルギーには圧倒されます。
文章の中で非常に鋭いと感じたのが、「失敗する中で法則を掴み、成功の精度を段々上げていった」という一節です。
単に根性で立ち上がったのではなく、失敗を「データ」として蓄積し、次はもっとうまくやるための糧にしていたという、合理的で前向きな姿勢が伺えます。
渋沢栄一や安田善次郎という、日本経済の父たちが浅野を支援した理由が興味深いです。
「彼らがなぜ彼を信用し、融資をしたのか。それは彼が苦労人だったからにほかならない」
エリートな経歴よりも、どん底を見た経験がある人間こそが、土壇場で逃げずにやり遂げる。
この「人間の心の鎧」を評価する渋沢や安田の審美眼もまた、凄まじいものがあります。
最後の一節、「人間は苦労をするとできる。苦労をするから折れないんです」という竹の比喩は非常に美しいですね。
苦労を、人生を弱くするもの(傷)ではなく、自分を支える「節(強み)」として捉える。
この逆転の発想は、壁にぶつかっている人にとって大きな励ましになるのではないでしょうか。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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