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【人間学の教科書】4月18日 二宮金次郎の遺言

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格闘塾入魂通信   夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ

一念透徹すれば
天地も動く

(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)

Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.

With strong determination,
anything is possible.

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自分に問え!

今日を熱く生きたか?

今日を本気で生きたか?

今日を圧倒的に生きたか?

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【 4月18日 二宮金次郎の遺言 水戸岡道夫 】

<著者>
水戸岡道夫(みとおか みちお)
作家

<語彙>
1. 口授(くじゅ)
意味: 書き残すのではなく、「口で直接伝えて教える」こと。
解説: 昔の秘伝の技や、人には教えたくない大切なコツなどを、先生から弟子へ、親から子へと言葉だけで伝えることを指します。
例文: 「代々伝わるタレの作り方を、おじいちゃんから口授された。」

2. 側近(そっきん)
意味: 王様や社長など、「偉い人のすぐそばで仕えている信頼できる人」。
解説: 偉い人の身の回りのお世話をしたり、一番に相談に乗ったりする「右腕」のような存在です。

3. 戦々兢々(せんせんきょうきょう)
意味: いつ悪いことが起きるかと、「ビクビクして震えている様子」。
解説: 悪い結果が出るのを恐れて、落ち着かない状態です。テストの順位が下がるのを怖がったり、怒られるのを待っていたりする時に使います。
例文: 「テストを返し忘れていたことを思い出し、先生に呼ばれて戦々兢々としている。」

4. 薄氷を踏む思い(はくひょうをふむおもい)
意味: 非常に危なっかしくて、「ヒヤヒヤするような緊張感」。
解説: 今にも割れそうな「薄い氷」の上を歩くことをイメージしてみてください。一歩間違えれば大変なことになる、というギリギリの状態のことです。
例文: 「試合の最後、1点差まで追い上げられて、薄氷を踏む思いで守りきった。」

5. 訓話(くんわ)
意味: 先生や上司が、「教えやためになる話を聞かせること」。
解説: 始業式や終業式で校長先生が話す「これからこういう風に過ごしましょう」というお話が、まさに訓話です。

6. 双肩にかかっている(そうけんにかかっている)
意味: 「責任を一人で背負っている」ということ。
解説: 「双肩」とは「両方の肩」のこと。みんなの期待や大切な仕事が、あなたの両肩に乗っかっている=あなたが頑張らないとダメだ、という意味で使われます。

7. 沈着(ちんちゃく)
意味: どんな時でも慌てず、「落ち着いていること」。
解説: 予期せぬトラブルが起きても、「えっ、どうしよう!」とパニックにならずに冷静でいる様子です。「冷静沈着(れいせいちんちゃく)」とも言います。
例文: 「火事のアナウンスが流れたが、彼は沈着に行動して避難を誘導した。」

8. 倦怠(けんたい)
意味: 「体がだるいこと」、または物事に「飽き飽きして嫌気がさしていること」。
解説: 風邪を引いた時の「体が重くてだるい」という時と、毎日同じことの繰り返しで「もう飽きた、つまらない」という心の状態の両方に使われます。

<感想>
二宮金次郎(にのみや きんじろう)といえば、薪を背負いながら本を読んでいる銅像を思い浮かべるのですが、そんなことができるのは昭和生まれだけでしょうか。彼は「ボロボロになった村を救う、経営と経済のプロ」として大活躍した人物なんです。

1. どん底からのスタート(少年時代)
金次郎は江戸時代、今の神奈川県小田原市の農家に生まれました。
悲劇の連続: 5歳の時に川の氾濫で田畑を失い、14歳で父、16歳で母を亡くして天涯孤独(一人ぼっち)になってしまいます。
働きながら学ぶ: 親戚の家に預けられましたが、朝から晩まで仕事。夜に勉強しようとすると「油がもったいない!」と怒られました。そこで彼は、「自分で菜種を育てて油を作り、薪を拾いに行く道中に本を読んで時間を無駄にしない」という工夫をしたのです。あの銅像の姿はこの時の努力を表しています。

2. 24歳で家を再建(青年時代)
金次郎は、ただ頑張るだけでなく「頭を使って」お金を増やしました。
捨てられた苗を育てる: 荒れ地に捨てられていた稲の苗を拾って、自分で開墾(かいこん)した小さな土地で育て、お米を収穫しました。
家を復活させる: そうした小さな努力を積み重ねてお金を貯め、24歳の若さで一度失った二宮家を元の立派な農家として復活させたのです。

3. 「村の再生」を任される(大人時代)
彼の噂を聞きつけた小田原の殿様(大久保忠真)が、「ボロボロになった領地を救ってくれ」と金次郎に頼みます。ここからが彼の本領発揮です。
リーダーシップ: 金次郎は「報徳仕法(ほうとくしほう)」という独自のルールを作りました。
具体的な改革: 借金だらけの農民に「まずは半分だけ返せばいいよ」と条件を緩める。
一生懸命働いた人には、きちんと対価(ご褒美)を出す。
自分の利益だけでなく、未来のために貯金をして、困っている人に貸し出す仕組み(今の銀行のようなシステム)を作る。

4. 尊徳(そんとく)としての最期
金次郎はその後、幕府(国)からもスカウトされ、日光(栃木県)など全国600以上の村を救いました。
名前が変わる: 素晴らしい功績を認められ、武士のような扱いを受けるようになり、「金次郎」から「二宮尊徳(そんとく)」と呼ばれるようになりました。
生涯現役: 70歳で亡くなる直前まで、現場に立って村の人たちを励まし続けました。

二宮金次郎が大切にした「教え」

積小為大(せきしょういだい):「小さなことを積み重ねて、大きなことを成し遂げる」
至誠(しせい)       :「真心を持って、一生懸命に取り組むこと」
推譲(すいじょう)     :「余裕ができたら、その分を他人のためや未来のために譲る」

今夜も熱く激しく勉強三昧!

当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!

凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ

自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る

もうひと踏ん張りして、結果を残す!

押忍

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