【人間学の教科書】4月3日 信長の発想力の源泉
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 4月3日 信長の発想力の源泉 童門冬二 】
<著者>
童門冬二(どうもん ふゆじ)
作家
<語彙>
1. 織田信長:古いルールを壊した「天才プロデューサー」
信長は、誰よりも早く「お金の力」に気づいた人です。
楽市楽座(らくいちらくざ):
昔は商売をするのに「座(ざ)」という組合に高いお金を払う必要がありました。信長は「誰でも自由に、タダで商売していいよ!」というルールを作りました。これで街に人が集まり、経済が活発になりました。
兵農分離(へいのうぶんり):
当時は「農家が戦争もする」のが当たり前でしたが、信長は「農業専門」と「戦争専門(プロ)」に分けました。これで1年中いつでも戦える最強の軍隊を作ったのです。
たわけ:
「田を分ける(分けすぎて収穫が減る)」ことが語源という説もあります。信長はそんな効率の悪いやり方を嫌い、常識外れな行動をしたため、若い頃は「尾張のうつけ(たわけ)」と呼ばれていました。
2. 豊臣秀吉:日本中を一つの「会社」にした「やり手社長」
秀吉は、信長が作った流れを引き継ぎ、日本全体のシステムを整えました。
通貨経済(つうかけいざい):
それまでの「物と物の交換」から、金・銀・銅の「お金」で物を買う仕組みを広めました。日本中で同じお金が使えるようにしたのです。
野点(のだて):
外で抹茶を楽しむお茶会のことです。秀吉はこれを単なる趣味ではなく、部下へのご褒美や、有力者との「秘密の会議」の場として利用しました。
重商主義(じゅうしょうしゅぎ):
「商売(商業)を大事にして、国を豊かにしよう」という考え方です。秀吉は海外との貿易(南蛮貿易)にも積極的で、珍しい品物を集めて自分の権力を見せつけました。
3. 徳川家康:システムを安定させた「慎重な会長」
家康は、260年も続く平和な江戸幕府の土台を作りました。
重農主義(じゅうのうしゅぎ):
商売も大事ですが、家康は「国の基本は農業(お米)だ!」と考えました。農民からしっかり年貢(お米)を取り、国の土台を安定させました。
内需振興(ないじゅしんこう):
「国内の経済をもっと盛り上げよう」ということです。参勤交代などで全国の道が整備され、江戸という巨大な都市が発展したことで、国内の商売がめちゃくちゃ盛んになりました。
【重要キーワード】経済の仕組み
これら3人の動きを支えたのが、現代の経済にもつながる考え方です。
剰余価値(じょうよかち):
例えば、100円の材料で、1000円の価値がある刀を作ったとします。この「新しく増えた900円分の価値」のことです。信長たちは、商業や農業を効率化することで、この「余った価値(富)」をたくさん生み出し、それを武器や城の資金にしました。
<感想>
日本の歴史を眺めてみると、縄文時代の遺跡からは武器らしきものが見つからない。ということは、採集した食べ物をみんなで分けて分けて仲良く暮らしていた。そして、縄文時代に、朝鮮半島などから稲作の技術と渡来人(150万人とも)がやってきてから、財産を守り奪う戦いが始まり、安土桃山時代まで続いた。
ある時、信長、秀吉、家康の三人が集まり、縄文のような戦争のない、みんなが平和に生きていける世の中を作ろうと決め、
信長が露払いをして、秀吉が日本統一し土台を作り、家康が江戸幕府を260年あまり続くシステムを作り上げた
という小説を読んだことがあり、妙に納得したことがあります。
教科書的な「野心あふれる天下取り」という見方ではなく、「失われたエデン(縄文)を再生するための壮大なプロジェクト」として戦国時代を捉え直す視点は、現代の私たちにとっても示唆に富んでいます。
その小説のコンセプトをベースに、3人がどのようにバトンを繋ぎ、「争いの原因(格差と飢え)」をシステムで解決しようとしたのか、さらに深掘りしてみましょう。
1. 信長の「破壊」:古い利権の強制リセット
縄文時代のような「共有」の世界を阻んでいたのは、中世の「独占」でした。
一部の寺社や貴族が関所を作り、通行料を奪い、富を独占していたのです。
楽市楽座による開放: 信長は「座」という独占販売権を壊しました。これは、富を一箇所に留めず、「みんなが自由に交流し、物が回る状態」を作るための荒療治でした。
「たわけ」の精神: 常識に縛られない彼は、古い権威(神仏の絶対性など)を否定し、人間中心の合理的な世の中への扉をこじ開けました。
2. 秀吉の「土台」:富の可視化と分配の準備
日本を一つにまとめた秀吉は、縄文的な「みんなで分ける」を国家規模で実現するための「計算」を始めました。
太閤検地(たいこうけんち): 日本中の田んぼの広さと収穫量を調べ上げました。これにより、「どこにどれだけの食べ物があるか」を国が把握できるようになりました。
兵農分離: 「武器を持つ人」と「食べ物を作る人」を分けることで、「食い扶持のために隣の村を襲う」という連鎖を断ち切ろうとしました。
通貨経済の浸透: お金(貨幣)を普及させることで、物産がスムーズに交換される仕組みを整えました。
3. 家康の「完成」:260年の平和を維持するシステム
家康は、信長と秀吉が作った「富と力」を、どうすれば「争い」に変えずに固定できるかを考え抜きました。
重農主義と内需振興: お米を経済の中心に据え、国内の生産力を高めることに集中しました。外の世界(外国)との争いに巻き込まれないよう「鎖国」を選んだのも、「国内の調和」を優先した結果と言えます。
剰余価値のコントロール: 地方の大名にお金を使わせる(参勤交代など)ことで、一箇所に力が溜まりすぎて戦争が起きるのを防ぎました。
精神的な平和: 野点(茶の湯)や儒教の教えを広め、「力による支配」から「礼儀や教養による秩序」へと人々の価値観をシフトさせました。
4. なぜ「異質なもの」の融合が必要だったのか
この3人は性格もやり方もバラバラ(異質)でしたが、もし3人が「縄文の再来」を夢見る一つのチームだったとしたら、その異質さこそが成功の鍵でした。
信長(未来): 過去を壊し、新しいビジョンを示す。
秀吉(現在): 圧倒的な行動力で現実の仕組み(経済・土地)を整える。
家康(継続): 仕組みをルール化し、誰もが守れる「習慣」にする。
このリレーがあったからこそ、私たちは世界でも珍しい「260年という超長期の平和」を享受できたのかもしれません。
永続する組織は、この三つの型の人たちが必ずいますね。
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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