【人間学の教科書】2月1日 師匠の教えは一滴もこぼしてはいけない
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格闘塾入魂通信 夕刊
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汝の思いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く
(三重県伊勢市「修養団」中山靖雄先生のお言葉)
Make your mind clear.
Lift up your hopes.
Make your prayers heartfelt.
With strong determination,
anything is possible.
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自分に問え!
今日を熱く生きたか?
今日を本気で生きたか?
今日を圧倒的に生きたか?
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【 2月1日 師匠の教えは一滴もこぼしてはいけない 松本明慶 】
<著者>
松本明慶(まつもと みょうけい)
大佛師
<語彙>
1. 大佛師(だいぶっし)= 仏像を彫る職人(仏師)の中でも、最高の技術と地位を持つ人の称号。
解説: ただ「仏像を彫る人」というだけでなく、長い修行を経て、多くの人を感動させる偉業を成し遂げたリーダーに贈られる特別な名前です。 大佛師は、木の中に眠っている仏様の姿を見つけ出すと言われます。自分の技術を追求するだけでなく、人々の祈りを受け止める大きな心も必要とされる仕事です。
2. 教義(きょうぎ)= 宗教が大切にしている、守るべき教えやルールのこと。
解説: 「私たちはどう生きるべきか?」という問いに対する、その宗教なりの「答え」をまとめたものです。 学校の校則よりももっと根本にある、人生のガイドブックのようなものです。この教義を深く理解し、それに基づいて行動することが、その道を歩む人の基本になります。
3. 口伝(くでん)= 文字に書かず、師匠から弟子へ、口で直接伝える秘密の教え。
解説: 「ここをこうして」というコツや、大切な神髄は、本を読んだだけでは伝わりません。師匠が弟子の目を見て、声のトーンやタイミングまで含めて伝える、心のスパーリングのようなものです。 文字にしないのは、それが「体で覚えるべき、本当に大切なこと」だから。情報の送り手と受け手が真剣に向き合わないと成立しない、熱い伝達方法です。
4. 神髄(しんずい)= その物事の、一番奥深くにある本当の面白さや本質。
解説: 「これさえ分かれば、すべてが分かる」という、最も重要なポイントのことです。 例えば、サッカーの神髄、勉強の神髄など。表面的なテクニックを超えて、その道が本当に伝えたがっている「核心」に触れたとき、人は「神髄を極めた」と言います。
5. 一子相伝(いっしそうでん)= その道の奥義を、自分の子ども(あるいは選ばれた一人)だけに伝えること。
解説: 「誰にでも教える」のではなく、本当に信頼できる、たった一人の後継者にだけすべてを託す、とても厳しいルールのことです。 教えが薄まったり、間違って伝わったりするのを防ぐために、あえて門を狭くしています。マンガやアニメの「秘技」の話でもよく出てきますね。
6. 一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)= 手を上げたり足を動かしたりといった、一つひとつの細かい動作のこと。
解説: もともとは「ちょっとした力添え」という意味もありましたが、今は「その人のすべての動き」という意味でよく使われます。 一流のスポーツ選手や大佛師は、無意識のしぐさ(一挙手一投足)までが美しく、無駄がありません。常に誰かに見られているような緊張感を持って自分を律する、プロの姿勢を表す言葉でもあります。
7. 精進(しょうじん)= 一つの目標に向かって、一生懸命に努力し続けること。
解説: 仏教の言葉で「雑念を捨てて仏道に励む」ことが始まりです。 単なる努力というよりは、自分の心を清めながら、より良い自分になろうとする「魂の磨き上げ」のようなニュアンスがあります。福井謙一さんの「Laboremus(さあ、働こう)」にも通じる、ひたむきなパワーを感じる言葉です。
<感想>
現代の日本を代表する「大佛師(だいぶっし)」である松本明慶(まつもと みょうけい)さんと、
そのお弟子さんたちの修行は、ただ「彫刻の技術を磨く」だけではありません。
1. 「技術」の前に「心」をみがく:掃除と挨拶
松本明慶さんの工房(京都・松本明慶佛像彫刻研究所)に入った弟子が、最初に行うのは彫り物の練習ではありません。
「掃除」と「挨拶」です。
なぜ掃除なの?:仏像は、人々の祈りの対象となる神聖なものです。そんな仏像を作る場所が汚れていては、良い仏像は生まれません。隅々まで掃除をすることで、自分の心の中の迷いや汚れも取り除き、集中力を高める訓練をします。
共同生活:お弟子さんの多くは、師匠のもとで一緒に生活する「住み込み」のような形で修行します。礼儀作法や、他人を思いやる心を学ぶことも、立派な仏師になるための大切な修行なのです。
2. 道具は自分の体の一部:刃物研ぎ
掃除の次に待っているのは、「ノミ(彫刻に使う刃物)」を研ぐことです。
100本以上のノミ:仏師は、場所や用途に合わせて100種類以上のノミを使い分けます。
これらがカミソリのように鋭く研がれていないと、木を美しく削ることはできません。
数年かかることも:初心者は、まずこの「研ぎ」だけで何年もかかることがあります。
自分の道具を完璧に手入れできるようになって初めて、木を触らせてもらえるのです。
3. 「木の中にいる仏様」を見つける
技術が上がってくると、いよいよ木を削り始めますが、ここでも独特の考え方があります。
自分の作品ではない:松本明慶さんはよく「仏像は自分が作るのではなく、木の中にいらっしゃる仏様を掘り出す作業だ」と言います。自分の個性を出すのではなく、お参りする人が「ありがたい」と感じる姿を目指します。
見て盗む(見て学ぶ):師匠が手取り足取り教えてくれるわけではありません。師匠が彫っている姿、ノミの動き、木に対する姿勢をじっと観察して、自分のものにしていきます。
修行の厳しさと期間
一人前の仏師として認められるには、10年、20年という長い年月がかかります。
松本明慶さんのもとでは、多くの若いお弟子さんが修行していますが、みんな「誰かの心を救う仏像を作りたい」という強い目標を持っています。ただの作業ではなく、「祈りを形にする」という特別な仕事だからこそ、厳しい修行に耐えられるのです。
仏師の修行とは?
掃除を通して、きれいな心を作る。
道具を完璧に手入れし、技術の基礎を作る。
自分の欲を捨て、人々のための仏様を彫り出す。
松本明慶さんの作品は、写真で見てもその迫力と優しさが伝わってきます。
こちらでご覧になれます
「松本明慶佛像彫刻美術館」(https://m-myoukei.com/)
「大佛師 松本明慶の世界」
今夜も熱く激しく勉強三昧!
当然、
熱くやる!
本気でやる!
圧倒的にやる!
凡庸を脱する唯一の方法が、圧倒的努力
他人が足元にも及ぼないほどの凄まじい行動あるのみ
自分の熱い思い=熱狂だけが、
目の前の壁を溶かし去る
もうひと踏ん張りして、結果を残す!
押忍
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